株式投資戦略(値上がり期待株、資産株)の検討71(22年8月26日)


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2022年8月26日の株式投資戦略です。

日経平均は29000円前後まで上昇したものの、ジャクソンホール警戒感による下げなどに引きずられて28500円割れに。市場予想次第で月曜は荒れそうですね。

夏枯れ相場の下げは結局今年は無かったようです。ここ2年見ていると5月の決算後の底を迎えた時に目当ての銘柄を仕込めばそこが底である….といった銘柄に結構出くわしました。本気買いはせずとも、このタイミングで買える水準にある時は打診買いするのが有効なのかもしれません。

以下の考え方で銘柄監視をしています。

  1. 監視銘柄の管理と参入タイミングの検討
  2. 今後の投資戦略や方針検討

僕自身の忘備録以外に以下の方の参考になればと思います。

  • 値上がり期待株の投資戦略を検討している方
  • 高配当、優待銘柄の投資戦略を検討している方
  • どのように銘柄分析や買いタイミングを検討すればよいのか、一事例を知りたい方

*本記事は、推定や憶測が基本であるため、事実と異なる事が多々あります。投資は自己責任でお願いします。

 


1.値上がり期待株(バリュー、大型株)の戦略検討

SBI証券のポートフォリオ機能を使って目標購入単価を参考価格として入れています。

バリュー株

バリュー株

  • 今回はバリュー株の掘り下げです。
  • 皆、全体上昇に引きずられて上がっていますね。
  • エプコはこの下方修正で下がっている中、分売に踏み切るとは….ですね。配当据え置きで頑張ってくれるなら絶好の位置ではあります。ただし、円安が続いているので設計を海外に依頼している事業は為替影響が短期的には厳しい状況が続きます。一方、省エネに引きずられて好調な事業も(こちらの規模は小さい)。
  • 松本油脂は好調決算で吹っ飛びましたね。
  • シンニッタン良い位置にいると思うのですが、人気が全くないようです。過去の高値で自社株を30%以上引き取った実績を元に経営陣に対する市場の評価が最悪なのかもしれませんね…。(僕にはチャンスに見えますが。少数派の意見なのでしょう。)
  • FJネクストがもう少し下がってほしいところ。

大型株2

大型株2

  • 大型株2の掘り下げです。
  • 大型株は買う気起こらずです。

永続的優位性を持つと考える株2

ここは勉強中です。ウォーレンバフェットさんの銘柄選択術で一番刺激を受けた

  • 永続的優位性を持つ事業を展開している企業

を僕なりにリストアップして並べています。 

永続的優位性を持つ株2

  • イトクロが400円超えてきました。マザーズがちょっと調子が戻ってきたのと9月の決算期待でしょうか。でも、コロナ第7派を考えると….期待はできませんね。先行投資期なので決算に期待せず照準は23年以降です。(23年にまたどえらい減益予想を出しそうで怖いですが、もう怖がってはいかんと思っています。ここは、戒めとして含み益に転じるまでは上場廃止まで見届ける所存。)

——以下は自分の戒めとして暫く列挙しておきます。

長期的に潤沢なキャッシュを蓄えてくれる永続的優位性を持つ企業群といえど、買う水準はバリュー株や資産株と同じ考え方で望まないとダメ。優良企業だからPER/PBR/配当利回りがこれぐらいでもプレミアが付いているので割安。という考えは捨てないとダメ。 ここ2年ほどで悉く、永続的優位性を持つ企業群で投資して失敗した経験。永続的優位性を持つ株でもあくまで

  • 総合利回り5%前後
  • PER/PBRが過去最安値水準
  • チャートが年初来、3年来、5年来、10年来安値水準
  • 足元の業績が横ばい以上、増収増益ならなお良し 

これを徹底する。 ———

2.資産株3の戦略検討

資産株3

  • 資産株3を掘り下げます。
  • GMOフィナンシャルが下げていますね。四季報予想だと配当利回り5%以上ですが減益決算で減配です。暗号資産やFXの取引量が減っているのが要因のようと四季報を見ていると読み取れますが….
  • ナイガイは安いですが第一四半期大きな赤字。9月決算も期待は薄そうです。
  • 下げている銘柄が買いづらいですね。買えるのはサンネクスタグループぐらいです。

3.進捗率が高いが上がっていない銘柄

会社四季報で一番チャンスを感じて好きなのが秋号。第一四半期決算が出そろっているので上方修正が期待できる銘柄が沢山見つかる号です。

秋号で見つけた銘柄で値上がり期待株が沢山見つかりますがそれを先回りする動きとして、進捗率が高いが上がっていない銘柄をサイト等通じて調べる事です。

今では第一四半期の営業利益進捗率ランキングなどはネットで検索すればすぐに出てきます。それを1社ずつ粒さに見ていくと、タイトルの「進捗率が高いが上がっていない銘柄」に出くわします。

進捗率が高い

株価は決算発表前の株価に戻っている。発表前の株価も右肩下がりで高値警戒感は少ない。

その銘柄の過去、指標(PER/PBR/配当利回り)は低い位置にある

決算短信を見て、進捗率が高い要因を探る

要因が事業環境が良化しているもの、対象会社の実力に寄る筋の良いもの

監視対象に入れる

というプロセスをコツコツと荒く見ていきます。

今回も非常に少ないですがいくつか見つかりました。

ネット検索する前は上記を会社四季報秋号に記載されている第一四半期の進捗状況を元に調べていましたね。こういう調べ方が好きです。

閲覧有難うございました!  全世界の投資家とランナーに幸あれ!

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