2023年新春号の会社四季報、通読分析の4000番台です。
今号は以下を意識しています。
- 指標が割安(PER15倍以下、PBR1.5倍以下、配当利回り3%以上)
- 過去3年の営業利益が安定している
- 今号は特にプライム生き残り上場銘柄も考慮(自己資本比率が高く低PBRで配当余力があり、純資産を増配しても増やしていけそうな銘柄)
を意識して銘柄を捜しています。(特に一つ目) グロースの悲劇を繰り返さないための株価下落ストッパーの役目です。 ここに 以下の観点を加えて掘り下げていきます。
https://ie36ken.com/invest/knowhow-value-invest-1
【投資5.】2019 会社四季報秋号 分析まとめ ②大型株のおすすめ銘柄
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%!
- 太字の銘柄は特に注目したい銘柄
です。
1.バリュー株
4093東邦アセチレン
- 溶接切断用ガス、産業用、家庭用も。値上げが効くビジネス。
- LPガス輸入価格は円高で多少落ち着く(値上げが利益に?)産業用、食品向け需要は来期も好調予想。
- 流通時価総額100億対策として増配に期待…財務はあまり良くないので50円配当維持で配当利回り4.5%で値上がり期待待ち。
- この戦略で継続保有
4172東和ハイシステム
- ソフトウェアサービス同業。(歯科に特化)システム開発費用重く減益減配で上場来安値更新中。
- 好財務だが….1200円近くまで落ちないと魅力は薄いか。
- 下限配当方針が欲しい。
4249森六ホールディングス
- 樹脂加工製品、化学品商材。ホンダ向け販売9割。
- コロナ除けば90円以上の高配当。
- 24年の自動車回復を見据えて仕込むのはありか。pBR0.38倍。
4308Jストリーム
- ライブ中継、オンデマンドのインフラ提供。
- 業績横ばいだが営業利益率15%以上で安定黒字。増配傾向。自己資本比率80%で無借金経営。
- 配当利回り2.6%。
- PER11倍、PBR1.48倍のグロース株。
- 配当利回り2.5%以上で右肩下がり後横ばい株価なので長期保有で粘ってもいいかも。(インフラ提供なので業績安定度は堅そうではある。)
4972綜研化学
- アクリル樹脂原料の粘着剤製版。
- 営業利益20億円以上で黒字継続。
- 自己資本比率65%。
- PER7.3倍、PBR0.48倍。配当利回り4.8%以上。
2.大型株
ありませんでした。
3.資産株
4221大倉工業
- 合成樹脂フィルム大手。
- 優待は1000円QUOカードと食事券(100株)総合利回り5%以上(1825円)。
- 自己資本比率60%で増配傾向。
4634東洋インキSCホールディングス
- 印刷インキ国内首位。
- 減益傾向だが現中期は90円下限配当で配当利回り5%程度。
- 200株保有で優待。
4767TOW
- イベント企画運営王手。
- 配当性向高いが自己資本比率も71%と高く現金豊富で還元姿勢豊富。
- 1000株保有でQUOカード500円(1年)。3年で2000円へ。
- 珍しい業態なので高配当株PFの一角に入れるのは有か
投資家とランナーに幸あれ! 2022年秋号の会社四季報はお宝銘柄がいっぱいです。ぜひ、この機会にお宝銘柄を探してみては如何でしょうか?
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