資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第155弾-①!(過去記事一覧はこちら)
指標、過去業績編です。
中国・関西地盤の極東興和が中核の建設会社のPC橋梁大手のビーアールホールディングス(1726)です。株主優待は100株1年保有で年2回QUOカード500円がもらえます。配当+優待りは5.2%です。(前提422円、優待1000円、配当12円)
業績は長期的に伸びており5年ほど前から営業利益10億円台に突入し更に増額。前期は30億まで叩き出していました。これは、グロース株ですね。
年々増配もしてきており2円台だった配当が12円予想にまで伸びています。配当性向は低いままで昨年は3億の自社株買いも発動しています。
株価単元で4万円台は買いやすいのでさくっと買い始めています。
ビーアールホールディングス(1726)の指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り5.2%
- 株主優待は100株1年保有でQUOカード500円×2回
- 長期的に業績向上(営業利益1桁→2桁億円台へ)
- 長期的に増配中(2円→12円配狙いへ)
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/1726-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標
(配当+優待利回り5.2%)
株主優待(QUOカード500円×2回)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 業種的にこのPBRは高めですがM&Aで拡大をしている最中なのでこうなるのでしょう。
- バリュー株では建設セクターのPERも高めなので入る気にはなりませんが、資産株で単元保有するならば十分です。
株主優待(QUOカード500円×2回)
ピーアールホールディングスの株主優待はQUOカード500円がもらえます。(100株保有時)
株主優待をもらうには
- 1年以上保有した後
- 3月末日
- 9月末日
に100株以上保有している必要があります。
1000株保有でも100株換算で年間600円の6000円分もらえるのも魅力ですね。400円以下等に下がった時にナンピンする目安となります。
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- バリュー株ではなくグロース株なので右肩上がりです。
- 値上がり期待株では入りづらいチャートですね。
- 高値圏は800円まで行きました。コロナ後に暴騰するとは….。
- 営業利益30億を叩き出した昨年と比較して減益予想を出したため大きく株価が下がっているのでしょうか。422円はコロナ後の安値から若干回復した程度の位置で狙い目に見えます。(資産株少額投資としては)
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り5.2%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。
現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 財務はM&Aをしている成長企業という事で負債が増えてきています。
- ですが、株主資本・利益剰余金も共に伸びているので悪くはないです。現金預金も伸びていますが有利子負債の伸びの方がデカいのでなんとも。現金預金以外の資産が良資産かによって財務の良さが分かると思います。
- 財務内容は不安とは言わないですが安心とも言えない水準に見えます。
- 財務構成は長期的に良化しています。
- 流動資産>流動負債だった昔に比べて流動資産>総負債の構図になっており流動資産の毀損が無ければ資金繰りに問題は無いと見ます。
- 多分、建設業なので現金預金以外は棚卸資産が多そうですが、これは決算短信で確認したいと思います。
配当+優待利回り5.2%は業績が好調で財務が良化しているため堅いと見ます。
3.業績
配当+優待利回り5.2%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- 昔は営業利益3億や2億の時もありましたが14年ぐらいからブレイクしていますね。17年に営業利益10億とっぱ。20年に20億突破。21年に一気に30億を叩き出しています。(この予想が出て800円付けたのでしょうね。)
- 営業利益増額と同時に営業利益率も向上しており、5%台がコンスタントに出せるようになってきました。良い企業です。
- 建設株は売上原価が高めなので大きな特徴は無いです。
- ですが、営業利益増額と共に営業利益率が上がっている分、売上原価が下がってきていますね。これは非常に素晴らしいです。何かしらの企業努力が反映されている匂いがします。
配当+優待利回り5.2%は長期的には問題ないでしょう。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 16年以降2円から徐々に増配しており、昨年は11円配まできました。
- 配当性向は概ね30%以下で無理はありません。
- 20年は自社株買いを発動しており現在の株価水準を考えると再度発動される可能性があるかもしれません。
配当+優待利回り5.2%は自社株買い発動を400円以下になると実行しているので消却により配当原資が減るかM&Aに自社株を使いEPSを伸ばすかの戦略が考えらるため長期的に問題いと見ます。
5.魅力とリスク
ビーアールホールディングスの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り5.2%
- 株主優待は100株1年保有でQUOカード500円×2回(1000株保有だと3000円×2回へ)
- 長期的に業績向上(営業利益1桁→2桁億円台へ)
- 営業利益率も5%台へ向上(売上原価率減で企業実力向上!)
- 長期的に増配中(2円→12円配狙いへ)
- コロナ禍で自社株買いも発動
リスク
- 財務は良化しているが鉄壁ではないため赤字には注意
- 指標面では割安ではないため減益下では株価下落が激しい(1000株保有を狙う場合、相当下でナンピンした方がよいか)
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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