資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第160弾-①!(過去記事一覧はこちら)
インキ業界3位で新聞、包装用に強みのあるサカタインクス(4633)です。株主優待は100株保有でQUOカード500円。1年保有で1000円、3年保有で2000円に。配当+優待利回りは5.2%です。(前提:株価960円、30円配当、優待2000円)
業績はリーマンショック含めて安定黒字。株主資本、利益剰余金、現金預金をコツコツと積み上げてきており流動資産>総負債で財務良好です。
増配も無理ないペースで実施しており安定感ありです。株価はコロナ安値700円台から回復し1000円前後横ばい傾向です。
サカタインクスの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り5.2%
- 株主優待は100株保有でQUOカード500円(1年で1000円、3年保有で2000円)
- リーマンショック通して営業黒字継続!
- 長期的に増配(12円→30円)
- 流動資産>総負債で財務基盤は堅い
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/4633-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。 【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標 (配当+優待利回り5.2%) 株主優待(100株3年QUOカード2000円)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 指標面は化学メーカーでは割安でもなく割高でもなく程よい位置です
- 配当性向は40%以下で無理なし
- 配当と優待利回りのバランスも良しです。
株主優待(100株3年QUOカード2000円)
サカタインクスの株主優待は100株3年保有でQUOカード2000円がもらえます。(100株保有時) 株主優待をもらうには
- 12月末日
に100株以上保有している必要があります。
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- リーマンショックで750円まで下落し復活。
- 一時1250円まで上がりましたが下落し、1000円前後で推移し、現在は1000円割れです。
- 過熱感無しで単元保有はまずまずの位置です。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り5.2%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。 株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。 現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。 IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 株主資本、利益剰余金、現金預金、自己資本共に長期的にジリジリと良化してお良いです。
- 本業に忠実に経営しているのかと思います。
- 財務構成も良化しています。以前は流動資産<総負債でしたが、徐々に良化したおかげで今は流動資産>総負債になっています。
配当+優待利回り5.2%は維持できると見ます。
3.業績
配当+優待利回り5.2%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- 利益率はあまり高くないですが黒字継続です。
- 営業利益は50~100億と開きがあるようです。
- 売上原価率は78%程度なので普通です。
- 利益率があまり上がらないのはここの高さに課題があるようです。
- 業界3位なので値付けも厳しいのかもしれません。
配当+優待利回り5.2%は長期的には問題ないでしょう。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 16年はデータが取れない?ようですが、前年翌年の配当推移と業績から無配は無いでしょう。
- 配当性向は40%以下で無理はない状況。
- 17年にデカい自社株買いを発動されています。
配当+優待利回り5.2%は問題ないと見ます。
5.魅力とリスク
サカタインクスの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り5.2%
- 株主優待は100株保有でQUOカード500円(1年で1000円、3年保有で2000円)
- リーマンショック通して営業黒字継続!
- 長期的に増配(12円→30円)
- 流動資産>総負債で財務基盤は堅い
リスク
- 12月権利落ち銘柄であるため、22年の不透明な経済状況では下値はまだあるかもしれない
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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