2021年10月08日の保有株の投資戦略です。
8日連続の日経平均下落、9日連続のTOPIXの下落となった岸田ショックの週末朝です。今日は先物が良い動きなのでもう一段戻すでしょうか。10月末には衆議院選があるのでここで与党が大敗すると….またドM度が試される事になりそうです。
今週は損益通算や四季報通読で見つけた資産株をコツコツと買っていました。グロース株の損益通算しまくっているので確定損失が100万単位に…。この感覚はここ3年で言えば
- 万年赤字のバイオ関連株でナンピンしまくった挙句の100万を超える確定損失でその年の累計損益は微赤字
- ナンピンと損益通算を繰り返した挙句、減配発表で100万単位の損失で退場したFPG(後に株価は回復)
といった苦い思い出を思い出します。前者はさっさと撤退するべきという教訓でしたが、後者は短期間の総合利回りが悪化するだけで売るのはイカンという教訓です。
グロース株中心に相当なダメージを受けており逃げ出したい気持ちがだいぶ強いですが、業績が悪化したわけではないので逃げては後者の繰返しになると見ています。グッと我慢の時です。むしろ、下がれば買い増しして闘う場面です。
以下の考え方で点検していきます。
- 材料(主に決算)があったものは現在の株価が指標から照らして保有継続かを見る
- 地合、テクニカル的に過熱感が無いか
- 金額バランス面(値上がり期待、資産株)が適切か
1.最近の主な売り買い
- セレス(3696):ビットコイン上昇に合わせて一旦枚数を減らし利益確定
- イトクロ(6049):1000株買い増しと損益通算
- エニグモ(3665):損益通算中
- 千趣会(8165):200株新規購入
- トーシンホールディングス(9444):300株購入
- 愛眼(9854):100株新規購入
- 藤久(9966):200株新規購入
- ショーエイコーポレーション(9385):100株新規購入
＊株価への影響があるため、購入・売却時期は多少期間を置いて掲載しています。
セレスは中国不動産企業の債務デフォルト懸念を嫌気してか、ビットコインが急上昇する波に遅ればせながら乗ってきたので損益通算して取得単価を下げたところで一部売却。なんとか、銘柄単体ではトータルでプラス領域かと思います。決算は良いと踏んでいるので下がればまた入りたいですね。
イトクロは3大機関投資家の空売り対象になっており厳しい売りをぶつけられています。若干戻しながら確実に下げており、年初来安値更新。上場来安値まで5%の下げを切りました。これは上場来安値を更新するかもしれません。でも、ファンダメンタルズは何も傷んでいません。ここは売りでなく買いです。来期超保守的な予想で急激な減益決算を発表すれば即売りですが、その兆候は出ていない。ならば「自分が割安だと思った時に買う」を実践するのみ。この銘柄でグロース株、初の確かな手ごたえを感じて勝ちにいきたいです。
エニグモも悲惨です。もう目も当てられずに損益通算しつづづづづづづづ….けています。トータル損益は結構なマイナスです。が、ここも業績に陰りが出たわけではないので同じです。
千趣会はベルメゾン通販を展開している会社です。昔800円でINして撤退しましたが、長らくの赤字から脱却する予想で総合利回りが高い事。昔僕は撤退したのですが、同じように株を進めて購入している嫁は律儀(鈍感ともいう)持ち続けて優待を使い続けているので、申し訳なさも手伝って頂く優待も全て進呈する思いでの参入です。
トーシンホールディングスはそこそこの高配当に加え300株保有時の優待が素晴らしいので参入。
愛眼はボロ株レベルの株価ですが財務健全です。優待長期狙いでのINです。
藤久は手芸関係の小売業。赤字から復活し、配当も開始。増配傾向に加えて手芸店で使える株主優待券2500円×年2回は熱いので参入です。
ショーエイコーポレーションはコロナショック時に総合利回り5%付近で購入したのち、1100円台で売却。再び総合利回り5%水準に来たため再INです。
2.バリュー/グロース・大型株の保有戦略
バリュー/グロース株の保有戦略
- JACはこの日経平均暴落下に対して微動だにせずです。派遣関連の銘柄は皆堅い位置ですね。フォーラムエンジニアリングも安定していました。
- オンリーはTOB申込期限延長で、何故かTOB価格の765を越え出しました。これが何を意味するかは分かりませんが、次の期限まで継続して持つのみです。
- エニグモは切ない事になっています。今の取得単価はもっと下がりましたが、ここで記録している株価との差額分だけ損失が確定しているという事です。-41万か….。
- イトクロも厳しいですが、逃げるところではないので戦いに行っています。
- プロネクサスが再び魅力的な水準へ。ここももっと欲しい….
大型株の保有戦略
- ザ・パックはじり安で年初来高値は夢と消えました。というか、岸田ショック明けにしては-121円はきついんじゃない汗
- 参天製薬は売られています。武田薬品も売られているので製薬企業全体がもしかして….もう少し資金足して武田に乗り換えるのは有です。
- CSPは2800円台だったんですが切り出しました。もうすぐ決算。微減益でも構わないので将来を捨てないで済む決算になる事を願っています。
3.資産株の保有戦略
- 資産株は多すぎるのでざっくりと見ています。
- 原油高祭りで、INPEXと三井松島ホールディングスが凄い事になっていたようです。が、僕はグロース株に注視するのと資産株拾いで精いっぱい。含み益なら良しとしてガン無視です。
- TSI HLDは決算でしたが無難なところで良かったです。アフターコロナで復配目指そう。
- 新規購入した銘柄は悉く含み損ですが気にしません。
- 僕にとって資産株たちはバブル崩壊前の銀行預金の感覚です。預けておけば年間5%の利子が付いてくる債券たちです。
- 実際は株価の上下や減配、優待廃止・改悪がありますが、分散投資しているので1件のダメージは軽微。総合力で確実に収入増になっていきます。それは、リーマンショック後からコツコツと積み上げてきて実感している確かな経験値。死亡した08年以降から続けているので13年越しです笑
以上です！
閲覧有難うございました！ 全世界の投資家とランナーに幸あれ！
＊本記事は独断と偏見で書いているため正確性に欠けます。本記事内容を参考に投資されましても一切責任は終えませんので投資は自己責任でお願いします。
