2021年秋号の会社四季報が先日到着しましたのでマイペースで通読しています。
例年、夏枯れ相場後の激下げしている状態で第一四半期決算が良好で上方修正が期待できる銘柄が沢山出てくる宝石箱の秋号です。
ですが、今年は首相交代による総裁選前で急上昇しており大半の銘柄が魅力半減しています。
そんな中でも光る銘柄を探していきます。先ずは1000番台です。
以下の観点で掘り下げていきます。
【投資15.】バリュー株投資 ノウハウ ①Mustで絶対に外せない点 「業績向上 or 横ばい」 「指標 割安 」「上場来安値 年初来安値」
【投資5.】2019 会社四季報秋号 分析まとめ ②大型株のおすすめ銘柄
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
- 太字の銘柄は特に注目したい銘柄
です。
1.バリュー株、グロース株
1435 ROBOT HOME
- アパート建築マッチングサイト展開。旧TATERU。
- DXで立て直し図る
- 新事業が黒字化しており底ばっている株価の上昇が期待できるかもしれません。
1663 K&Oエナジーグループ
- 天然ガス、都市ガス開発供給一貫。ヨウ素生産販売も。
- 営業利益30億前後で長期黒字安定。
- 自己資本比率81%で無借金経営の資産バリュー株。1300円前後で欲しい。
1758太陽基礎工業
- 特殊土木工事(官公需要)と積水ハウス住宅地盤改良工事が主力事業。
- 安定黒字で営業利益は5億前後。自己資本比率73%でPBR0.46倍の資産バリュー株。
- 配当性向は20%以下で余力有、
- 財務良好なのでどっかで増配が来てもおかしくはない。20年初めになぞの急上昇後はいたって緩やか。
1783アジアゲートホールディングス
- ゴルフ場運営撤退し、不動産コンサルティングや販売に注力し黒字化復活銘柄。
- 不動産事業の伸び次第では100円も狙える感覚。
1805飛鳥建設
- 土木の老舗。トグル制震構法で定評。
- 第一四半期は前年同期比増収増益で50円配維持は堅い。
- 資産バリュー株。配当利回り4.5%程度。値上がりまで長期で持つのはあり。
2.大型株
1721コムシスホールディングス
- 電気通信工事最大手。NTT系売上高5割の安定黒字。
- 営業利益率8%以上で黒字安定。自己資本比率73%。長期的に増配中。
- 18年以降チャートはレンジを刻む。2700円以下ぐらいで仕込めればよいか..
3.資産株
1379ホクト
- ブナシメジ、マイタケ等🍄最大手。
- 60円配長年継続。
- 株主優待は100株保有でキノコ類。
- メルカリで2000円前後で取引。1800円前半で仕込みたい。
1420サンヨーホームズ
- 戸建て住宅、マンション、賃貸福祉住宅などの設計販売。
- 近畿中心。
- コロナ禍でも25円配継続。
- 優待は100株保有でQUOカード1000円。LIXIL系。
1451KHC
- 日本アジアグループ傘下(アジアグループはTOB)。
- 注文住宅・分譲を展開する子会社を傘下に置く持ち株会社。
- 配当利回り5%以上
- 資産バリュー株か。
1605INPEX
- 原油・ガス開発生産国内最大手。
- 経済産業大臣が筆頭株主の政府黄金株。
- 原油価格上昇で大幅増額。
- 40円配実現なら配当利回り5%以上。400株長期保有でQUOカード最大3000円。
1726ビーアールホールディングス
- 中国、関西地盤のPC橋梁大手。
- 営業利益率5%以上で推移。
- 株主優待は1年以上100株保有でQUOカード500円×2回。
- 450円前後で欲しい。
1734北弘電社
- 屋内配線工事で道内トップ。
- 風力発電撤退特損22億円計上で前期大赤字。
- 今期は原価見積もりに問題があり、第一四半期報告書提出1花月延期の失態で株価は1月の4450円から3500円程度まで下落。
- 120円配復活、
- QUOカード100株3000円復活すると考えるならば悪くはない水準。(コロナ禍の3000円狙いたいが難しいか。)
1762高松コンストラクション
- 中継ゼネコン。高松建設と土木の青木あすなろ建設中核。
- 営業利益120億前後で安定黒字。
- 60→63円へ微増配。
- 株価は右肩下がり後、2000円前後で推移で仕込むには絶好の水準か。
- 株主優待は100株保有でコシヒカリ5kg。
- お米券との変更も可能。総合利回り4%以上で値上がり期待で仕込むのはありか。
1801大成建設
- 最大手ゼネコン一角。
- 減額予想で第一四半期も不調だったが、130円配維持。
- 株主優待は100株保有で2000円×3と5000円×2枚のゴルフ割引券。
- 関連ゴルフ場を使う方には総合利回り5%超えの良い資産株。
1815鉄建建設
- 鉄道工事に強い、JR東系ゼネコン。
- 減益基調だが80円配維持。期末一括配当であるため、3月末の配当値上がり期待で仕込むのはあり。
- 昨年は2155円まで上昇。
- 15~20%の値上げを半年前から狙う形。しくじっても資産バリュー株であり、5年来安値水準であるためリスクは低いと見ます
1828田辺工業
- 化学プラント主体とする、総合プラント工事会社。
- 営業利益25億前後。
- 配当性向20%程度。
- QUOカード500円×2回100株保有優待。総合利回り4.4%。
- 長期保有が堅いか。
- 財務強化され続ける事業構造に見える。
1853森組
- 土木マンション建設主体。旭化成ホームズ系。
- 長谷工コーポ(マンション首位)と協力関係。
- 14円配継続で配当利回り4.5%以上(304円)。
- 自己資本比率56%で有利子負債ゼロ。
- 現金同等物77億で時価総額100億。
- 第一四半期は前年同期比増収増益だが期末予想は前期末より減益予想。
- 決算内容注視したい。
1982日比谷総合設備
- 空調主体の設備工事会社。NTT主要顧客。
- 営業利益40億台予想へ。
- 第一四半期前年同期比9億営業増額で好調。現金同等物343億。
- 自己資本比率77%。無借金経営。
- 増配や自社株買い期待。配当利回り4%(2000円)
今回は以上です。
投資家とランナーに幸あれ!
2021年秋号の会社四季報はお宝銘柄がいっぱいです。ぜひ、この機会にお宝銘柄を探してみては如何でしょうか?
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