2022年春号の会社四季報、通読分析の7000番台です。
7000番台は輸送用機器の自動車完成品メーカーがありますね。日本を代表するとトヨタ自動車やマツダなどがあります。
また、地銀銘柄がちらほらと出てきます。
そして、アパレル関係の小売り銘柄も多いですね。紳士服のコナカとか、はるやまホールディングスや眼鏡の三城ホールディングスとか。
永続的優位性を持つ優良企業では、介護ベッド首位のパラマウントベッドや医療関係の衣服で有名なナガイレーベンなどがあります。
- 指標が割安(PER15倍以下、PBR1.5倍以下、配当利回り3%以上)
- 過去3年の営業利益が安定している
を意識しています。(特に一つ目) グロースの悲劇を繰り返さないための株価下落ストッパーの役目です。 ここに 以下の観点を加えて掘り下げていきます。
【投資15.】バリュー株投資 ノウハウ ①Mustで絶対に外せない点 「業績向上 or 横ばい」 「指標 割安 」「上場来安値 年初来安値」
【投資5.】2019 会社四季報秋号 分析まとめ ②大型株のおすすめ銘柄
https://ie36ken.com/invest/assets-stock/know-how-assets-stock
- 太字の銘柄は特に注目したい銘柄
です。
1.バリュー株
7224新明和工業
- ダンプ等の特装車首位。
- 業績底打ち感有で前年同期比増収増益基調。
- 21年減配後の38円配継続は堅いか。
- 来期業績回復予想と見るならば配当利回り4%水準で待つのは悪くない。(株価931円)。
- 5年来安値水準から1割程度の上昇位置。
7575日本ライフライン
- 医療機器輸入商社。心臓領域が得意分野。
- 営業利益100億円前後で営業利益率20%で安定黒字。
- 増配傾向で5年来安値水準。配当利回り3.8%(1000円。38円配)
7820二ホンフラッシュ
- マンション向け内装ドア国内首位。
- オーダーメイド。
- 営業利益率13,4%程度で安定黒字。増配傾向。
- 最高益だが株価は1000円前後で停滞。
7927ムトー精工
- AV、自動車関連機器部品の金型、プラスチック成形主力。
- 生産は中国・ベトナム。PER7倍、PBR0.25倍。配当利回り3.5%前後。
7940ウェーブロックホールディングス
- 防虫網首位。
- 減益予想後横ばい気味だが30円配維持。配当性向35%以上で、配当性向の増減を意識する余り配当を増減させるような事はしない。という配当方針を出しているのがいいところ。
- 配当利回り4.3%程度(690円)
2.大型株
7240NOK
- 自働車用オイルシール日経向けシェア7割。フレキシブル基板首位。
- 株価は底値から1割程度上昇で良い位置。業績回復鮮明か。
7817パラマウントベッドホールディングス
- 医療、介護用ベッドでシェア7割。
- 最高益予想だが株価は2000円以下で軟調。永続的優位性を持つ事業を保有しており、キャッシュが増えていく事業構造。
- だが、PBR1倍前後なので打診買い有効に思います。(配当利回りは3%弱)
3.資産株
7198アルヒ
- 固定金利住宅ローン「フラット35」販売首位。
- 成長から一転減益へ。増配姿勢維持で配当利回り6%。
- 業績動向が転換期(減益へ)かもしれないので、積極的には買えないが買い下がるのは堅そうである。
7368表示灯
- 鉄道駅や庁舎へ地図広告ナビタを展開。
- コロナ禍で下方修正だが高配当。(配当利回り4.5%以上。1263円。60円配当)
- コロナ後を見据えてコツコツ買い下がるのはありか。
7416はるやまホールディングス
- 郊外型紳士服専門店展開。
- 業界4位。
- 株主優待は100株保有で15%割引券とシャツ贈呈券。
- 総合利回り5%以上だが赤字解消目処が立たないと買いづらい。
7494コナカ
- 紳士服チェーン3位。
- 配当利回り5%越え(20円配当。339円)
- 優待は100株保有で20%割引券3枚×2回。
- 赤字縮小で単元保有は妥当か。こちらの方が買いやすい。
7671Amibaホールディングス
- 印鑑のネット販売首位。
- 安定黒字で自己資本比率81%。
- 配当性向30%方針。株主優待は100株保有で10%割引券。
投資家とランナーに幸あれ! 2022年新春号の会社四季報はお宝銘柄がいっぱいです。ぜひ、この機会にお宝銘柄を探してみては如何でしょうか?
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