8167 リテールパートナーズ 株主優待
JCBギフトカード 配当+優待利回り4.9%!
資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
僕のお勧め資産株紹介シリーズ第38弾!(過去記事一覧はこちら)
山口県を地盤とした地方の食品スーパー連合の8167リテールパートナーズです。株主優待は3種類から選べますが、万人にお勧めなのはJCBギフトカードです。100株保有で年間2000円、配当+優待利回り4.9%になります。(20年2月10日現在の株価823円)
昨年の秋から冬にかけて、Twitterでフォローさせて頂いている「さくらさん」のTweetを見かけてすかさず買いました!
8167リテールパートナーズ購入の決め手は以下!
- 配当+優待利回り4.9%!(100株保有で8万円台で買える)
- 株主優待のJCBギフトカード2000円は万人に使える優れもの!
- 低PBR0.54倍
- 5年来安値更新!20年2月現在、10年来安値更新!
- 減益予想ですが過去10年安定黒字銘柄
- 配当性向は減益でも30%台と堅い
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
①事業概要
②総合利回り,割安指標,チャート
③財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
④業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
⑤過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
⑥その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
分析の根本は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.8167リテールパートナーズ-事業概要
(山口県地盤の地方食品スーパー連合)
2.8167リテールパートナーズ-割安指標(配当+優待利回り4.9%!)
株主優待(JCBギフトカード2000円)、5年株価チャート
3.8167リテールパートナーズ-財務分析
4.8167リテールパートナーズ-業績(4年間堅調な伸び)
5.8167リテールパートナーズ-配当金・自社株買い
6.8167リテールパートナーズ-魅力とリスク
1.8167リテールパートナーズ-事業概要
(山口県地盤の地方食品スーパー連合)
8167リテールパートナーズの事業概要です。
- 会社名:株式会社リテールパートナーズ
- 1954年設立
- 東京証券取引所市場第二部上場
- 本部所在地:山口県
- 事業内容:スーパーマーケット事業の管理・運営
九州は山口県地盤の地方スーパーから出発。山口県の「丸久」、大分県の「マルミヤストア」、福岡の「マルキュウ」を統合し、九州の地方スーパー連合に拡大しています。
2015~2017年にかけて大規模な経営統合が行われています。
8167リテールパートナーズのグループ店舗
- 株主優待はリテールパートナーズの関連スーパーで使える買物券もあるため店舗エリアも紹介します(山口・福岡・大分在住の方はお得な優待ですね)
- 山口・福岡・大分のスーパーが連合しているだけあってこの3件の店舗数は多いですね
- 九州他県、中国地方へ販路を拡大しています
企業理念
- 複数のスーパーが統合して連合となっているために意思統一を図るため、企業理念は大事だと思います
- 地方スーパーらしい、身近なお客様の生活を豊かにする事を共通理念として挙げているので、締め付けすぎず、かといって野放しにもならない緩い絆で良いと思います
- 企業理念とかかずに、「私たちの目指す方向」とタイトルで書いているところも緩く自由度の高い結束に思えます
私たちが目指す方向より抜粋
セグメント別情報
- セグメントは3つあります
- 生鮮食品を中心に、加工食品、日用雑貨、総菜等を販売するスーパーマーケット事業
- 加工食品、衣料品、日用雑貨を販売するディスカウントストア事業
- 弁当や総菜の販売業務、保険代理業務を担う、その他事業
セグメント別売上高
- スーパーマーケット事業が売上の柱でディスカウントストア、その他と続きます
- スーパーマーケット事業の成績は、スーパーのブランド毎に戦略展開や出退店の説明が細かくされています。19年度は微減収、減益。
- ディスカウント事業は新規出店で増収となったものの出店費がかさんだのか減益になっています
- その他事業は、ブランド戦略や売り方の工夫により増収増益となっています
セグメント別利益高
- 利益高でもスーパーマーケット事業が主で次いでディスカウントストア、その他事業の順番で稼いでいます
- どの事業も売上高に対する利益率は大差がないようです
- 若干、その他の事業が高めですが数年分追わないと差が分からないですね
2.8167リテールパートナーズ-割安指標
(配当+優待利回り4.9%!)
株主優待(JCBギフトカード他)、5年株価チャート
8167リテールパートナーズにおける配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
8167リテールパートナーズの各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- マイナーな小売りは低PBRが多く、リテールパートナーズも0.54倍と割安です
- 減益予想ですが、配当性向は22%と低く20円配当は問題ないですね。利益剰余金>>>有利子負債の好財務である点も長期保有向きです
- 配当と優待のバランスが良くちょうど半分つづです。(優待はJCBギフトカードの前提)
8167リテールパートナーズ株主優待(JCBギフトカード2000円他)
8167リテールパートナーズの株主優待は3種類から選べます。
- Aコース:「株主優待券」マルキュウ、マルミヤ、マルキョウ等、スーパー店舗で使える割引券です。1000円の買物につき、1枚(100円引き)使用できます
- Bコース:「ぶちうま!山口カタログギフト」山口県産の地産地消商品を選べます
- Cコース:「JCBギフトカード」全国の取扱店で使用できます
優待利回りの最も高い100株前提ではBコースは選択できません。万人の使い勝手を優先するとCコースのJCBギフトカードを選択するのが妥当ですね。近場に店舗がある方はAコースでも良いですね。
8167リテールパートナーズの株主優待を獲得するには
- 2月末日
- 8月末日
この期日に100株以上保有しておく必要があります。
- 100株保有のCコース:JCBギフトカード1000円×年2回が最も優待利回りが高いです
- 以降は500株、1000株、2000株と保有数が増加する度に優待額は増えますが利回りは一定です
- バリュー株として、値上がり益を狙う場合に買い増しする単位ですね
株主情報より抜粋
8167リテールパートナーズの5年株価チャート
- 1800円の高値から減益のため大きく右肩下がりに下がっています
- 19年1月に第三者割当増資をしています。株式価値の低下を嫌気して急転直下で下落しています。バローとアークスと提携するための増資ですが、短期的には売られています
- 20年2月7日現在、5年来安値を更新しています
- 好財務で配当性向も高くないので資産株として入るには絶好の買い場です
出来高は絶えずあるので100株保有はいけるでしょう。
3.8167リテールパートナーズ-財務分析
8167リテールパートナーズについて配当+優待利回り4.9%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
株主資本と利益剰余金の増加額で確認しています。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
8167リテールパートナーズの財務分析
- 積み増しスピードは落ちているものの順調に利益剰余金が積み上がっていますね!
- 18年に急激に増えていますがこれは、純粋にお金が増えている訳ではありません
マルキョウを株式交換で子会社化したときに、マルキョウの資産価値よりも安い価格で買収する事ができたためです。資産価値よりも買収価格が安い場合、その差額が「負ののれん」として計上されます。
「負ののれん」は買収したその年に利益として一括計上する事が日本の会計ルールとなっています。この利益が100億単位であるため18年の伸びが生じています。このため、実際にお金が増えた訳ではありません。配当金や優待を支払う原資が増えたわけではない事に注意が必要です。
負ののれんとは? より引用
しかし、これを差し引いても10年間で着実に利益剰余金が増えてきているので配当+優待利回り4.9%を長期で維持する体力は十分溜まっていると思います。
資産株として安心して保有できるでしょう。
4.8167リテールパートナーズ-業績
8167リテールパートナーズの配当+優待利回り4.9%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。
8167リテールパートナーズの業績
- 15年にマルミヤストア、17年にマルキョウを傘下に入れて売上が急拡大しています
- 営業利益、経常利益については統合効果で18,19年向上していますね
- 20年予想は減益ですが配当性向50%は下回っているので20円配当は維持できるとみます
10年間の利益の伸びは良くないですが、赤字になっておらず配当+優待利回り4.9%を出す配当金と優待余力は十分あるとみています。
5.8167リテールパートナーズ-
配当金、自社株買い
8167リテールパートナーズの株主還元姿勢を見ます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
8167リテールパートナーズの配当金・自社株買い
- 10年間で2倍に増配しています。手堅い慎重な伸ばし方ですね。悪くないです。
- 16年に大規模な自社株買いをしています
- 一方、バローやアーク向けの大規模な第三者割当増資もしているので株式価値の悪化は注意が必要です(配当と優待を維持してくれれば大丈夫ですが)
今期は減益予想ですが配当性向は30%台。20円配当は十分維持できるでしょう。
やっぱり今の820円台の株価は100株欲しいところですね。
6.8167リテールパートナーズ-魅力とリスク
僕が考える8167リテールパートナーズの魅力とリスクは以下です。
8167リテールパートナーズの魅力
- 配当+優待利回り4.9%!(100株保有で8万円台で買える)
- 株主優待のJCBギフトカード2000円は万人に使える優れもの!
- 低PBR0.54倍
- 5年来安値更新!20年2月現在、10年来安値更新!
- 減益予想ですが過去10年安定黒字銘柄
- 配当性向は減益でも30%台と堅い
8167リテールパートナーズのリスク
- イオン、セブンアイ、など全国展開スーパーの安値攻勢に対応できるか
- 地産地消を割安で高品質で魅力的に提供する戦略など展開しないと駆逐される
- バローやアークスとの資本提携を活かせるかは?
- 少子高齢化で国内市場は将来的には冷え込む。新たな需要を創出する必要有
会社の紹介する事業のリスクも参考にすると良いでしょう。
事業等のリスク より抜粋
以上です!
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