資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第147弾-①!(過去記事一覧はこちら)
ビックカメラが半分以上の株式を保有する子会社の日本BS放送(9414)です。無料BS放送を展開しています。
株主優待は100株1年長期保有でビックカメラで使える買物優待券3000円がもらえます。(2月1000円、8月2000円(1000円分は1年長期必要))。総合利回りは4.6%です。(前提:株価1084円、配当20円、優待3000円前提)
直近、来期の業績は冴えませんので株価は不動です。ですが営業利益率が業績不調でも15%台と高利益率であることや、自己資本比率80%越えの超優良財務体質。現金預金も着実に増加しており、配当20円と優待は余裕で維持しながら財務体質が強化されている構造です。資産株には最適です。
日本BS放送(9414)の指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り4.6%
- 株主優待は100株保有でビックカメラの買物優待券3000円(1年長期保有前提)
- 自己資本比率80%越え!
- 総資産の半分が現金預金で流動資産豊富!超鉄壁財務
- 営業利益率減益基調で15%越えの高利益率体質。業績横ばいでも資産株の魅力は十分!
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
ネットワーク維持費不要!低固定費ビジネスモデル! 日本BS放送(9414) 総合利回り4.6%【資産株147-2】
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標
(配当+優待利回り4.6%)
株主優待(100株保有で買物優待券3000円)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 配当性向は過去平均25%程度と無理はありません。20円へ増配後、20円配が継続しています。
- 来期は減益予想であるため配当性向が30%越えになりますが、それでも財務を強化しながら配当が維持できる余裕の状態です。
- 魅力的なのはやはり優待ですね。ビックカメラで使える買物優待券は価値が高く金券ショップでも高額で買取してくれます。(95~98%の印象)また、楽天BICでも使えるので使い勝手も抜群でしょう。
- 財務が強化されてきているのでPBRが1倍程度になっています。大半が現金預金なのでこの傾向が数年続けば……自社株買い・どこかで大幅増配・M&A・TOBの可能性(ビックカメラが完全子会社化か)等、期待できそうです。
株主優待(100株保有で買物優待券3000円)
日本BS放送の株主優待は100株保有でビックカメラで使える買物優待券が最大3000円分もらえます。
株主優待をもらうには
- 2月末日
- 8月末日
に100株以上保有している必要があります。
2月末日株主→5月に1000円分の優待券到着
8月末日株主→11月に1000円分の優待券到着(1年長期保有ならば2000円)
となります。
株主優待制度より抜粋
5年株価チャート
- 2018年に1400円以上へプチブレイクした後、現在株価並に下落。
- 一時1200円超えまで復活しますがコロナショックで900円切り。ここが絶好の買い場でした。
- その後、1100円前後で攻防しています。最近では中間決算増益発表を受けて一時上昇。
- しかし、全体相場の悪さと材料出尽くしの影響もあってか元の株価に戻っています。
足元の業績が好調ならば、配当と優待はより維持・向上する可能性があるためここは良い仕込み時に思えます。敢えてもっと潜る必要もないと見ます。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り4.6%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。
現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 素晴らしい財務内容です。
- 株主資本、利益剰余金、現金預金は着実に増加。
- 自己資本比率は80%越えで安定推移。
- 特に素晴らしいのが現金預金。総資産の半分以上が現金預金になっています。まるでIT企業のようなキャッシュリッチな会社ですね。
配当+優待利回り4.6%は余裕でしょう。配当を維持しながら数度の赤字にも耐えられる構造に思えます。
- 財務構成もバッチリ。
- 流動資産>>>>>総負債で超鉄壁の財務です。
- しかもその流動資産の割合が増しています。素晴らしい!!
3.業績
配当+優待利回り4.6%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- 業績は営業利益20億前後で横ばい推移しています。成長株ではないですね。
- しかし、営業利益率は15%を超えており高利益率体質です。資産株狙いならば、業績横ばい推移で全く構いません。むしろ、この状態でも財務が強化されていくのでいずれ、増配・自社株買い・買収(というかビックカメラによる完全子会社化)が期待できそうです。
- 50%程度の売上原価率
- 販管比率が高めですが原価率が低いため高営業利益率を叩き出せるんですね。
配当+優待利回り4.6%は長期的には問題ないでしょう。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 19年までは徐々に増配し20円配維持。
- 配当性向は20%台で無理なく安定推移。
- 自社株買いは無し。
やはりあの財務とこの配当性向を見ると、増配や自社株買い、買収を将来期待させますね。ビックカメラは素晴らしい金の成る木を持っています。
配当+優待利回り4.6%は余裕です。
5.魅力とリスク
日本BS放送の魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り4.6%
- 株主優待は100株保有でビックカメラの買物優待券3000円(1年長期保有前提)
- 自己資本比率80%越え!
- 総資産の半分が現金預金で流動資産豊富!超鉄壁財務
- 営業利益率減益基調で15%越えの高利益率体質。業績横ばいでも資産株の魅力は十分!
リスク
- 業績横ばい基調維持なら良いが徐々に下がってくるようであれば長期的な減配リスクは有(だが….10年単位で先に思える水準)
- 市場価格と大差ない価格でのビックカメラによる完全子会社化宣言があると、インカムもキャピタルも旨味が少ない
以上です!
他の資産株分析も宜しければ閲覧ください。
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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- 100株投資も出来るので、株主優待銘柄の購入にも向いています
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