【2020年総振り返りも!】株式投資成績(20年12月31日) バリュー/大型/資産株


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2020年12月31日の投資まとめです。

今回は今年最後と言う事でいつもの確認に加えて

  • 2020年の振り返り

についても取り挙げます。

今週の売り買いは以下です。

  • JT(2914)を子口座で200株にするため、100株買い増し
  • オートバックスセブン(9832)を100株1419円で買い増し(合計1600株へ)
  • JAC(2124)をNisa口座で持っていた資産株分、100株売却(1917円)
  • ネツレン(5976)を親、子口座で100株ずつ488円で購入
  • 東邦化学工業(4409)を親、子口座で100株ずつ439円で購入

JTは高配当株で有名ですが実は株主優待も1年以上の長期保有でもらえます。優待は食品関係です。100株保有で2500円、200株保有で4500円相当と若干利回りは落ちますが十分魅力的なので家族口座含めて200株に買い増す予定を元々しており買い増しです。1年経ったため、今年は優待が親口座共に貰えるはずなので楽しみにしてます。

オートバックスセブンは家族口座で最大利回りの300株までは買う予定だったのでそれを着実に実行です。値下がりリスクはあるためNisaではなく通常の特定口座で買いました。これで毎年の損益通算もバッチリです。(下がる事を常に考えるのか….笑)

JACは値上がり期待で買っている800株は残し、資産株扱いで持っていたNisa口座の100株を権利落ち日に売却しました。1.5倍以上になったので満足ですね。まだ上がるかもしれませんが、下がるかもしれません。チャートを見ていて1月は権利落ち後で厳しい値動きの年もあったため残りは様子を見ます。業績が良さそうであれば継続保有です。

JACの資金を使って、四季報で見つけた堅そうな資産株を買っていきます。

ネツレンと東邦化学工業はそんな扱いの資産株です。

ネツレンは10円配に減配予想が出ておりますが、その後の22年業績が復調する予想なので購入しました。10年来安値を更新しているところも魅力的で、コロナショックから立ち直っていません。株価は2年前まで1000円台でしたが400円台へ。自己資本比率は75%あり今回の業績は減益で赤字ではないため致命傷の可能性は相当低いと見ました。
 株主優待は100株保有1年保有でQUOカード1000円。2年後に20円配は戻るとすれば総合利回り5%以上を狙えるので気長に保有開始です。

東邦化学工業はコロナの下げから一旦回復したもののジリジリと下がっており、足元の業績も減収減益傾向であるため参入。こちらは15円配当維持の予想。
 株主優待は100株保有で同じく1年長期保有で1000円のQUOカード。15円配当でれば総合利回り5.5%です。自己資本比率が25%と頼りないのですが単元価格5万以下なのでリスクは低いとみて参入です。

以下、投資成績、監視銘柄を見ます。

 


1.投資成績ALL

投資成績ALL

  • 管理はSBI証券のポートフォリオ機能を使っています。
  • 日経平均の年末上昇相場に一定PFは乗れたかなと思ってます。親、子口座共に増加です。
  • TOTAL評価額は4667万になりました。(先週から+62万)
  • TOTAL含み益は505.4万になりました。(先週から+31万)

含み益は何とか500万台を突破しました。権利落ち翌日の上げは素晴らしかったですね。殆どの銘柄が微増か上げでした。1月も暫くは好調相場が続きそうです。

*以降、バリュー株・大型株・資産株と続きますが投資成績ALLの総合計評価額とはずれます。投資信託や社債が含まれるからです。ざっくりと傾向として読み取ってもらえれば幸いです。

 

2.バリュー・大型株の成績

バリュー株の成績

バリュー株成績

  • バリュー株はアサンテが値固めをしているのか1440~1500円の攻防が続いていますね。保有数が多いためここの上下で10万単位振られてきます。
  • ナフコちゃんは何とか2000円に留まってくれています。好業績発表が無いとここは厳しい。
  • フォーラムエンジニアリングも不思議な値動きが続いています。825~880円ぐらいのレンジ相場でしょうか。次に買い増すならば830円以下を見ておきたいと思います。

大型株の成績

大型株成績

  • 三菱UFJは若干上昇。
  • ここは値動きを見なくていい株ですね。値上がりせずとも資産株扱いとして5%以上の安定配当を出してくればOKです。

PFの値上がり株比率はまだまだ低いので意識はここを上げていく事を継続です。


3.資産株の成績

資産株成績

  • 資産株はJAC100株分を手放したため若干減っているかと思いましたが、トータルでは増えていますね。
  • 会社四季報を見ていて素晴らしい資産株がまだまだあるので今後も見つけていきたいと思います。

4.監視銘柄の分析

バリュー株一覧

監視銘柄バリュー株

  • 美濃窯業が上がった理由ですが、黒崎播磨が関係しているかもしれません。ここが上昇しているので実は業界好況(回復)が起きているかもしれません。
  • エクセディは1230~1320円辺りがレンジ相場ですかね。ここで売り買いしていると回転できそう。
  • リケンは元気ないですね…そんなに売られるところだろうか?

資産株一覧

監視銘柄資産株

    • あみやき亭やグンゼを新たに入れました。ネツレンや東邦化学工業もまだ子口座で追加したいので入れています。
    • 欲しい銘柄が無限大に増えていきますね。整理せんとイカンです。

5.2020年の振り返り

昨年の振り返り

昨年の実現損益は以下でした。

2019年度 投資成績

昨年は損益通算するものが殆ど無い状態に追い込めたため実現損益は100万ほど計上出来ていました。ユニゾHLDのTOBに関連しば売却益やバリュー株のニッパンレンタルで上手くいった一方、再度入り込んでタイミングが悪く損失という過ちも犯しています。

また、投機としてスリーディーマトリックスやサイバーダインという万年赤字の新興株に手を出したのも失敗の要因でした。

今年の総括振り返り

2020年は年初は好調な相場で始まり、例年通り1月に値上がっている株を売却するところからスタートしましたね。2月以降少しずつ資産株を購入しているところにコロナが襲い掛かってきて….持てる資金を元に毎日コツコツ買い続けました。

日経平均が16000円を割ろうとした日は余りに下がり過ぎて買う手が止まり…..次の日に反発した時にホンダとかベネッセを買った記憶があります。

3月以降は強烈な含み損に襲われていましたが夏前から好調相場に転じてトータル含み益に転じ、少しずつ損益通算をしながら新しい銘柄に乗り換えていきました。

終盤になるほど好調で日経平均のバブル後最高値更新と共にマイPFは中々の成果が出せました。そんな実現損益は以下になります。

2020年実現損益

  • コロナショックで立ち直れない銘柄を中心に損切りや損益通算の取得単価引き下げを積極的に行いました。
  • 序盤にバリュー株で100万以上の利益を叩き出したり、購入した資産株が数カ月でダブルバガーを達成したりと譲渡損益は一時150万ほどありましたが、結局は損切りと損益通算を極力行うとマイナスに転じました。
  • 他方、資産株を相当数増やしたので配当収入が50万近く上昇。この配当収入も使い譲渡損失と配当所得の利益を損益通算させることにしました。やれるだけやりきって、ほぼ保有株の含み損は解消しています。
  • ですが、Nisa枠で過去に買った銘柄の損失が激しく、「絶対にNisaでは個別銘柄は買っちゃイカン!」と思っているのですが買ってしまう弱さに負けていますね。
  • 来年はインデックス投資信託ONLYにするか、20年以上連続増配している三菱UFJリースなど堅いところにしたいと思います。

 

サラリーマンは配当収入を譲渡損失と損益通算するか、配当控除にするか考えた方が良いと思う

譲渡損失と配当収入の損益通算

  • 上記、譲渡損失と配当収入の損益通算を行ったため、損失55万に対して配当金で徴収されていた課税額が11万返ってきました。1月の最初の取引日に入金されてきます。
  • 11万あれば資産株が1,2銘柄買えるレベルなので大きいです。
  • 僕は今回、配当収入を譲渡損失と相殺させて配当金にかかる税金を取り戻す選択をしました。
  • しかし、譲渡損失が出せず譲渡益のみの状態になれば話は変わります。この場合は、自分の収入状況に応じて、配当金の税金を取り戻す「配当控除」を選択した方が良いと思います。
  • 配当金には20%の税金がかかりますが、配当控除の申請を確定申告で行う事によって、配当収入が給与収入と同じ「総合課税」扱いになります。(譲渡損失を相殺する場合は申告分離課税)
  • 総合課税は収入金額によって税率が変わります。年収から給与所得控除を引いた課税所得が900万以上とかになるとあまり申告するメリットが無くなってきますが、700万ぐらいまでであれば申告する事で20%の税金が軽減されます。

この課税所得900万というラインは微妙なところで、僕の場合配当収入が将来200万とか300万になってくると….申告しない方が良い状態になります。(10年前にこれに気づいていれば…)

少し古い記事になるので最新情報は国税庁のサイトで確認頂ければいいのですが、この配当控除については下記でシミュレーションも加えて調べています。良かったら参考ください。

【固定費削減.2】年間6~96万の手取りUP!サラリーマン必見!年末調整・確定申告の手堅い節税方策11選

 

以降、譲渡損益を中心に振り返りします。

バリュー、グロース株の振り返り

大枠で捉えるため、主に損失を出した銘柄と利益が出た銘柄をざっくりと挙げます。

勝利!

  • フリージア・マクロス:+1,165,187円

敗北!・損益通算再戦中

  • 住友精密:-817,790円
  • 東急建設:-228,376円
  • クレステック:-323,951円
  • ハリマビステム:-365,013円

バリューグロース株通算の譲渡損益:-569,943円

完全に敗北ですね….。まだ損益を確定していないナフコちゃんとJACを合わせないとここはプラスに出来ない。

敗因はハッキリしています。住友精密です。住友精密は不祥事銘柄で危険信号は何度も出ていたのに超低PERと30年来安値に期待して保有を継続したため損失を広げました。

  • 保有中に不祥事が発生した銘柄は絶対に一旦売る!

これを徹底すべきです。

それ以外の銘柄は損失が出ていますが、業績が良くなかったため手じまいしたものが多く、致し方ない(業績予想の外れは読み切れん)部分もあるのでリカバリーは難しいと見ます。

とにかく、バリュー株については今年は住友精密の失敗を次回以降、ぜったいに繰り返さないようにしないといけません。

例えば、思いたくないですが、今主力のアサンテとハリマビステムでも不祥事が出ればいくら激しい損失が出ていようが逃げないといけません。そうしないと数年分の利益が飛びます。

マクロスは上方修正予想が見事的中し、集中投資の成果を得られた銘柄です。今後も割安んところでは仕込み、高くなれば売る。この戦法は繰り返していこうと思います。

 

大型株の振り返り

こちらもざっくりと売り買いについて列挙します。

勝利!

  • クボタ:+50,420円
  • ベネッセホールディングス:+32,933円
  • 武田薬品:+82,600円
  • ホンダ:+59,734円
  • 日揮:+59,178円
  • ソフトバンクグループ:+136,738円

敗北!・損益通算再戦中

  • コニカミノルタ:-67,600円
  • 日本航空:-296,340円
  • あおぞら銀行:-100,080円
  • キヤノン:-117,409円

大型株の通算の譲渡損益:-159,826円

クボタ、ホンダ、武田薬品に関しては想定した安いところで拾い、過去高値に接近したら売却するという理想の形が取れました。ソフトバンクはコロナの最安値で掴み、反発が激しすぎたので売却しました。今保有していれば….と思いますが、僕は保有せずにバリュー株に挑んだでしょう。棚から牡丹餅です。

敗北銘柄は、コニカミノルタ・あおぞら銀行・キヤノンはコロナ影響での下げなので仕方ないですね。対処法が見つかりません。

反省すべきは日本航空です。コロナショックの中心にある銘柄に闘いを挑んだのがそもそもの間違いです。ここから得られる教訓は

絶対に!!暴落の主原因にある銘柄は今後買うな!!

です。いずれ戻すのでしょうが、その戻り方もファンダメンタルや指標面での戻しではない(今の日本航空の上げ方は理解できない。理解してはいけない。)ので、そのような気持ちで闘ってはダメです。他の銘柄でも同様の事が起こる。負けると分かれば潔く撤退するのが良いです。

なので、今の株価は僕が撤退した時より高いですがそんなことはどうでもいいんです。自分の中にけじめをつけたのですから。

  • クボタ
  • ホンダ
  • 武田薬品

これらのコロナにモロ当りで数年は復帰出来ない銘柄ではなく、一時的に業績が悪化するのみで復活の兆しが見える銘柄を過去レンジの下で掴み、レンジの上に近づいたところで売却(業績が手堅い事を確認して)、というルールを徹底していきたいと思います。

ベネッセに関しては業績悪化が想定以上に激しかったため売却しましたが、正解でした。コロナ時に買った値段よりも更に下げています。やはり、ファンダメンタルズに従った取引は一定の成果が出ると自信にもつながりました

 

資産株の振り返り

資産株も同様に振り返りします。

勝利!

  • 出前館:+129,200円(ダブルバガー!)
  • スカラ:+159,090円(ダブルバガー!)
  • プレサンスコーポレーション:+233,160円(1.5倍以上)
  • りらいあコミュニケーション:+33,900円(1.5倍以上)
  • 学情:+35,100円(1.4倍)
  • カーリットホールディングス:+33,146円(1.5倍以上)
  • TOKAIホールディングス:+76,630円(トリプルバガー!)
  • みらかホールディングス:+22,338円
  • コーア商事ホールディングス:+51,735円(1.5倍以上)
  • リテールパートナーズ:+235,069円(ダブルバガー!)

敗北!・損益通算再戦中

  • FPG:-523,582円(半値に!)
  • マルシェ:-126,802円(優待枚数増加を狙い買い増しした瞬間に改悪)
  • パレモホールディングス:-26,790円
  • コカ・コーラボトラーズジャパン:-83,400円
  • 河西工業:-27,920円(約半値に!)
  • 明光ネットワークジャパン:-15,200円
  • 日本製紙:-37,550円

 

資産株の譲渡損益:+168,124円

資産株に関してはバリュー株投資の投資手法を実に付けてから数年後に確立した手法なのですが相当成績は良いですね。

コロナ銘柄の出前館やリテールパートナーズ、TOBのプレサンスコーポレーションは棚から牡丹餅でした。

資産株投資の醍醐味である長い間保有しているといずれダブルバガーになる銘柄が出てくる….というところでTOKAIホールディングスが長い長い優待を貰い続けた結果、トリプルバガーで売却となりました。こういう銘柄を今後も発掘していきたいですね。

マルシェは赤字でも優待は余裕で維持するだろうと思ったのが間違いでした。過去10年分に得られた優待による利益が吹っ飛びました笑

ここで反省すべきはFPG。買い進める中で何となく分かっていたんです。

日本航空と同じ状況

と言う事に。また、この銘柄の良くないところは

優待獲得に必要な投資金額が大きすぎる

事です。高配当と重なり利回りに負けました。ここから得られる教訓としては

資産株投資は1銘柄当たりの投資金額を少額にする

事が肝要と言う事です。具体的には30万以下が今の僕の資産構成では望ましいと思ってます。これが1000万以下だと15万以下というところです。

ただ、今年は資産株投資は相当に当り年だと思っています。売却していませんが様々な銘柄で、1.5倍やダブルバガーが出ています。少し紹介すると….

 

約1.5倍

1.5倍

  • AGSは情報通信関連で堅いと踏んで買った銘柄です。
  • ニチリンは嬉しい誤算ですね。
  • ジーテクトも同様です。減益で増配な勇者企業
  • JIAは何故、FPGがあそこまで下げる中、好業績でここまで上がるのかが謎です。が業績が良いのでそれは上がるでしょう。
  • みずほリースはリコーとの提携ニュースが来ましたね。

ダブルバガー

ダブルバガー

  • セントケアホールディングスは親口座で買ってから、事業を分析して子口座でも速攻で買いました。おかげでダブルバガー以上に。ここは長期的に伸びると見ます。
  • ダイキョーニシカワ(DNC)は余りにも株価が下がり過ぎたのでINしましたがうまく反発してくれました。ここも30円配当維持という勇者対応です。それは上がるでしょう。
  • 東京個別指導学院は若干ダブルバガー届きませんが、配当維持優待維持なのでそれは買われるでしょう。
  • N・フィールドはセントケアに似ていますが精神疾患の患者専門なので特殊領域です。そこに惹かれ買いましたがうまくダブルバガーを達成してくれています。

上記銘柄たちはJIAが若干心配で売却したいと思っていますが、それ以外はいずれもホールドです。まだ上がる可能性を秘めているのと業績は比較的良い(将来良し)なので。

 

ところで反省がいずれも売り買いでは多すぎる年なのですが年率目標は7%で見ています。なので、含み益の上昇状況からは今年は上出来です。来年もこれを達成したいと思います!

 

以上です!2020年有難うございました。2021年もマイペースでコツコツと頑張ります!

閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!

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