パチンコ機器製造大手で傘下にフィールズを置くSANKYO(6417)。減益基調ながら自己資本比率91%で好財務高配当株です。
株主優待と株主通信を頂いたのでざっくりと掘り下げます。SANKYOは残念ながら来期150円→100円の減配予想と21年も非減配だった歴史を終わらせようとしています。
SANKYOはネオモバ高配当株記事も書いていますので良かったら閲覧どうぞ。
減配は上場後1度だけ! 21年非減配の高配当株! SANKYO(6417) 配当利回り5.6%【ネオモバ高配当株分析.9】
1.株主優待到着-SANKYO(6417)-吉井カントリークラブプレーフィー割引券-平日1万円-土日5000円
- ゴルフはとてもお金のかかるスポーツなのでこれ目当てにSANKYOの株を買う人にはピッタリですね。
- 土日で使用すれば5000円割引。昨年までは1株150円配当だったので2800円の株価だと優待を使えば総合利回りは7%を超えます。
- 100円へ減配予想になってしましましたが、それでも5%越えです。
- しかもこの株主優待は3月末日と9月末日に100株以上保有していると、年2回も優待が来ます。総合利回りは…凄い事になりますね。
- 1000株まで保有するとプレーフィー無料券が来ます。
- 有効期限は8カ月ぐらいです。(3月末優待は6月下旬に到着。翌年2月末まで。9月優待は12月初旬到着。翌年8月末まで使用可能です。)
- 配当金も頂きました。
- 1株75円なので103株だと7725円です。かなり破壊力がありますね。
- これが今期からは50円になると少し切ないです。
2.事業報告書-実は期末に非減配へ訂正してくれる事を期待
- 第56期事業報告書です。
- 業績はコロナのダメージを受けており減収減益です。
- 減益ですが営業利益率10%以上。高配当を維持出来てきたのはこの利益率だったからでしょうね。好調の時は20%以上など叩き出す事ができたでしょう。
- 今期はコロナから若干回復予想で増収増益。
- 1株利益107.87円は150円配当を維持出来ていれば累進配当継続でした。
- 純利益予想から100円へ減配するのは妥当ではありますが、財務的にはまだまだ累進配当を維持出来る水準。
- マースグループや平和等、同業も減配へ追従しないかは心配です。
ここは最近まで発行済み株式数20%以上の超巨額自社株買いを実行していたのでキャッシュは潤沢にあるので、期末にかけて実は非減配予想(予想以上に増益を出して)を出してくれる事を密かに期待しています。
以上です!
投資家とランナーに幸あれ!
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