黒字化銘柄!【株主優待】QUOカード1000円 9760 進学会ホールディングス 配当+優待利回り5.19% 【資産株お勧め57.】
資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
お勧め資産株紹介シリーズ第57弾!(過去記事一覧はこちら)
北海道地盤の集団学習塾を主で展開する9760進学会ホールディングスです。単元価格4万円台で購入でき、株主優待はQUOカード1000円。配当+優待利回り5.19%です。
ダイヤモンドZAi3月号の5万円台で買える株特集で見つけて買いました。ここ2,3年赤字ですが好財務であるため安定配当を実施しています。来期以降の業績予想は黒字化!です。第三四半期決算まで終わり、今のところ確実な黒字で着地。先日自社株買いも発表しています。今は買いタイミングとみます。
9760進学会ホールディングス購入の決め手は以下
- 配当+優待利回り5.19%
- 株主優待はQUOカード1000円
- 2,3年赤字だったが安定配当を出している。財務が堅いので長期継続する期待有
- 今期業績は黒字化予想。第三四半期は十分な黒字で自社株買いを発表(3年連続)
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
- 事業概要
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.進学会ホールディングス-事業概要(北海道地盤の集団学習塾主力)
2.進学会ホールディングス-割安指標(配当+優待利回り5.19)
株主優待(QUOカード1000円)、5年株価チャート
3.進学会ホールディングス-財務分析
4.進学会ホールディングス-業績
5.進学会ホールディングス-配当金・自社株買い(3年連続発行済み株式数1%分実施中!)
6.進学会ホールディングス-魅力とリスク
1.進学会ホールディングス-事業概要(北海道地盤の集団学習塾が主力)
進学会ホールディングスの事業概要です。
- 会社名:株式会社 進学会ホールディングス
- 1976年設立
- 東京証券取引所市第一部上場
- 事業内容:学習塾の授業・講習会・公開模擬試験の運営、教育用コンピュータソフトの開発ならびに販売促進、スポーツクラブの経営他
会社概要より抜粋
北海道地盤ですが本州(特に関東や関西)に進学塾を展開されています。
- 目標・計画・実行
- 継続は力なり
これを指導理念として事業に注力されています。1988年にジャスダック上場、2004年に東証二部、翌年に一部上場を成し遂げています。スポーツ施設も運営されているのは意外ですね。他の学習塾には見ない多角化経営です。
企業理念より抜粋
事業概要
- 進学塾事業での取組一覧です
- ちょっとオリジナリティがあるなと思ったのが、コーチングシステムと精鋭講師陣
- 他の学習塾銘柄が単に大学生やバイトが講師陣にいるのに対して、有名国立大や市立大を中心に採用されているようです。学歴ばかりが全てではないですが、学歴が高い人の方が教え方やコミュニケーションが上手い方が経験上多いです。
コーチングシステム
- 僕自身も塾には通っていた事があるのですが、コーチングなど全くありませんでした。それを取入れているのがちょっと意外です。
- コーチングは教え手の先生と受け手の生徒がいますが、受け手が先生からティーチングして全てを受動的に受けるのではなく、自ら自分のありたい姿や達成したい事を考える事がポイントです。それに向けて先生はきっかけやヒントを与えながら伸ばすマネジメント手法です。
- 社会人になって部下に自ら課題解決を考えて欲しい時に使う手法ですが、これを子供に自ら考えさせるて教育カリキュラムも自ら作らせるように仕向けるのは凄い事です。コーチングは相当に骨が折れて、時間のかかるマネジメント手法なので…
進学会とは?より抜粋
学習塾とスポーツクラブの併設
- 学童と学習塾とスポーツクラブがワンセットになっている教室展開
- 駅から近い
- 夜20時まで対応
という3つの特徴があるクラブを運営されています。スポーツクラブの運営はてっきり大人が利用しているジムのようなものをイメージしましたが、あくまで学習の一環としてのスポーツ施設なのですね。にじみ出し事業なので関連性があって良いかと思います。
子を持つ親の立場として、塾以外に習い事をさせたいと思うもの。スポーツ施設が併設されていれば一度の契約で二つを同時に満たします。これは管理が楽です。
学童クラブより抜粋
セグメント別情報
以下の4事業のセグメントがあります
- 塾関連事業:集団・個別指導、学習教材の開発・販売
- スポーツ事業:スポーツクラブの運営
- 賃貸事業:マンションの所有・管理・清掃事業
- 資金運用事業:有価証券の運用・管理
主力は塾関連事業ですね。
セグメント別売上高
- 塾関連事業が過半を占めています
- 次いで…..これは意外です。資金運用事業が2番目で全体の1/4を占めています
- 賃貸事業、スポーツ事業と続きます
セグメント別利益額
- 主力の塾関連事業は苦戦しており赤字です
- スポーツ事業と賃貸事業が利益を担っています
- 本業と言える塾関連・スポーツ事業・賃貸事業を合わせると黒字です
- 問題は資金運用事業です。有価証券の下落が影響しているとあります。これが非常に宜しくありません。本業と関係ない事業な上に売上の1/4も投入しているからこんな大損失を被る事になるのかと思います。これなら、既存事業の強化に設備投資してほしい。もしくは、株主還元してほしい。
資金運用事業を辞めれば黒字化が見える事が分かりました。これは収穫です。
2019年3月期決算短信より抜粋
2.進学会ホールディングス-割安指標
(配当+優待利回り5.19%)
株主優待(QUOカード1000円!)5年株価チャート
進学会ホールディングスにおける配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
進学会ホールディングスの各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 資金運用事業…が足を引っ張っているのでしょう。過去3年の平均1株益は赤字です
- 赤字のため収益バリューPERは使い物になりません。資産バリューは0.36倍と激安水準にあります。本業が上向きそうであれば値上がり期待もできる状況です
株主優待(QUOカード1000円)
進学会ホールディングスの株主優待は2つあります。
- 1つはQUOカード1000円
- もうひとつは画像にある進学会ホールディングス関連塾、スポーツクラブなどの利用で使える3000円の割引券です
割引券は万人に使えるものではないため、配当+優待利回りの計算対象から外しましたが、子供が関連塾に通っていたりしますと配当+優待利回りが9.3%にまで跳ね上がります。
株主優待をもらうためには
- 3月末
この期日に100株以上保有しておく必要があります。
株主優待券についてより抜粋
進学会ホールディングスの5年株価チャート
- 高値は750円程度です
- 現在の株価は5年来安値を更新していますね
- 直近の第三四半期決算が黒字である事、自社株買いを発表したことを考えるとここで単元投資するのはかなり堅いと思います
出来高は絶えずあるので100株購入は余裕でしょう。
tradingview よりチャート転載
3.進学会ホールディングス-財務分析
進学会ホールディングスについて配当+優待利回り5.19%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
株主資本と利益剰余金の増加額で確認しています。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
進学会ホールディングスの財務分析
- 利益剰余金は多少でこぼこしながらも10年間では微増です
- 純資産と株主資本の金額がほぼ同じなので自己資本比率が高い事が読み取れます。多少の赤字ではびくともしない好財務体質です。
これなら配当+優待利回り5.19%の維持は数年大丈夫でしょう。今期黒字予想を持続してもらえれば問題ないでしょう。
4.進学会ホールディングス-業績
進学会ホールディングスの配当+優待利回り5.19%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。
進学会ホールディングスの業績
- 長らく黒字安定でしたが15年から業績が悪化し始めています
- 昨年、一昨年は赤字、今期は黒字予想です
- 業績が悪化し始める15年の決算短信も少し見ましたが、資金運用事業はまだありませんでした。ここで活路を本業に見出して欲しかった
今期は黒字予想ですが、通期決算短信以外にセグメント別情報が見当たりません。本業がどうなっているのか気になります。とりあえず黒字なので配当+優待利回り5.19%は大丈夫でしょう。
5.進学会ホールディングス-
配当金、自社株買い(3年連続発行済み株式数1%相当の実施)
進学会ホールディングスの株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
進学会ホールディングスの配当金・自社株買い
- 業績が悪化する前までは地味に増配していました
- 16年の30円配は特別配かなにかでしょうか?
- 以降15円配を継続しています。赤字であるため配当性向がマイナスになっています
- 赤字で株価支えのため18年以降は毎年1億円規模の自社株買いを発表しています。つい先日も発表しています。
配当+優待利回り5.19%は株主資本が分厚いので数年維持できるでしょう。
6.進学会ホールディングス-魅力とリスク
僕が考える進学会ホールディングスの魅力とリスクは以下です。
進学会ホールディングスの魅力
- 配当+優待利回り5.19%
- 株主優待はQUOカード1000円
- 2,3年赤字だったが安定配当を出している。財務が堅いので長期継続する期待有
- 今期業績は黒字化予想。第三四半期は十分な黒字で自社株買いを発表(3年連続)
進学会ホールディングスのリスク
- 資金運用事業は本業と関係ない上に専門でないため大きな損失を出している。値上がえり益を狙うのであれば今すぐ本業に専念した方がいい。M&A案件であれば別
- 本業の塾関連事業が赤字であるためテコ入れが必要。他社を凌駕する教育システムや建物施設の設備投資など行い、魅力を挙げて黒字化に取り組んで欲しい
以上です!
他の資産株分析も宜しければ閲覧ください。
更に詳しく進学会ホールディングスを調べたい方は
会社サイトから有価証券報告書を調べたり
会社四季報で業績、財務、株主構成などを調べられたら如何でしょうか?
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
|
宜しければランキングにご参加ください。
良質な記事作成の励みになります。
【QUOカード株主優待】QUOカードがもらえる株主優待株に興味のある方はこちらの記事もどうぞ
3023 ラサ商事 10万以下で買える! 配当+優待利回り4.8%! 株主優待 QUOカード 【資産株お勧め5.】
4年で4倍以上増配!3299 ムゲンエステート 配当+優待利回り5%超え!株主優待QUOカード【資産株お勧め19.】
8118 キング 5万円台で買える!株主優待 自社ファミリーセール最高1万円割引券! 配当+優待利回り3.6%以上! 【お勧め資産株13.】