好財務 分譲マンション 高配当株! リベレステ(8887) 配当利回り5% 【資産株お勧め99.】


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資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!

資産株紹介シリーズ第99弾!(過去記事一覧はこちら)

首都圏で分譲マンションを展開しているリベレステ(8887)です。配当利回りは5%になります。(800円前提、40円配)株主優待はありません。建設事業も持っており自社施工物件比率が高いため、高営業利益率を誇ります

業績はバラつきがありますが10年間絶えず黒字。その結果、自己資本比率が高まり65%を超える好財務銘柄となっています。営業利益率は6~18%と開きがありますが不動産業では高利益率です。

 

リベレステの魅力は以下!

  • 配当利回り5%(800円前提、40円配前提)
  • 自己資本比率65%! 有利子負債少なく現金等37億円保有
  • 営業利益率6.4%以上と高め推移で長期的に自己資本増強する堅い銘柄
  • 人口流入が2050年まで続く首都圏で分譲マンションを展開しているため需要底堅い

 

資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。

  1. 事業概要
  2. 配当+優待利回り,割安指標,チャート
  3. 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
  4. 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
  5. 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
  6. その他(銘柄独自の魅力/リスク等)

分析は以下の

  • 10年間で資産価値を2.5倍にした!

資産株ノウハウに従っています。

【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】

 

 

 


1.事業概要(首都圏で分譲マンションを展開)

リベレステ


会社概要です。

  • リベレステ株式会社(RIBERESUTE CORPORATION)
  • 1979年設立
  • 東京証券取引所第一部上場
  • 事業内容:不動産業、総合建設業

 

“河の「River」、不動産の「Real Estate」と美を意味する「Esthetic」”

大河のようにお客様と寄り添っていきたい。というのが社名に秘めた想いです。

 

会社概要 社名の由来より抜粋

 

事業概要

事業概要1.リベレステ

  • 不動産事業を中心に関連事業を展開しています。
  • リノベーションでは内装だけでなく建物全体のリノベーションも手掛けています
  • 型枠工事とその部分だけ切り取って説明されているのは何か強みがあるかもしれません
  • 温泉事業はホテル内に併設されている温泉が売りのようです
  • 分譲マンション物件で同社が提供しているベルドゥムールですが相模原の賃貸物件を見てみました。2SLDK70㎡弱で家賃13万。相模原駅から徒歩8分。神奈川は家賃高めですが、それでも分譲マンション値段ですね。内装や預かりボックスがあって悪くないです。(ちなみに滋賀の昔住んでいた近江八幡市では分譲マンションが70㎡3LDKで家賃8万。これが関東と関西の差かと…)

 

 

事業概要2.リベレステ

  • 注文住宅は住居用だけでなく商業施設や事業施設も展開されています。

 

事業概要3.リベレステ

  • 手掛けている物件の事例です
  • あるとレットパークの観覧車というのはちょっと珍しいですね。でも三井から贔屓にされているのであれば腕は確かに思います。
  • 神田のビルは隙間を縫って建設されています。こんな穴場の隙間まで手掛けるきめ細やかさは中々良さそうです。

 

事業紹介 より抜粋 

決算説明

決算説明1.リベレステ

  • マンション販売(一次取得者消費者向け)、デベロッパー業者、ファンドへの取扱、富裕層の相続税対策とターゲット層が幅広いですね。ニッチというのがキーポイントに思います

 

決算説明2.リベレステ

  • SWOT分析を独自にされています
  • 気になったのは機会(Opportunity)。校外のビジネスホテルとマンションへの特化、テナントビルや賃貸マンションなどあります。
  • ここでも三井アウトレットモールの言葉がありますね

 

決算説明3.リベレステ

  • セグメント別売上高の構成です
  • 主力は開発事業、不動産販売事業といったところでしょうか(バラつきがあり主力が入れ替わる可能性がありそうです)
  • 第三四半期のセグメント別利益を見ると、開発事業が売上高11億で利益3.3億、建築事業が売上高3.78億で利益0.33億、不動産販売事業が売上高22億、利益3.93億となっています。いずれも利益率が10%前後と高めですね。

決算説明4.リベレステ

  • 現金預金で有利子負債を全て賄える財務体質なので相当健全であることが伺えます
  • 棚卸資産が全部デッド化しても負債返済が出来るという事です

決算説明5.リベレステ

  • これは珍しい。棚卸資産の内訳が見れます
  • 主力は販売用不動産の開発用地です。ビジネスホテルや商業他なので短期的にはコロナの影響もあり厳しいかもしれません

 

 2020年半期決算説明資料より抜粋

2.各種指標
(
配当利回り5%)
株主優待(なし)5年株価チャート

配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。

各種指標

以下の指標を表にまとめています。

  • 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
  • 1株配当、優待金
  • 配当利回り
  • 優待利回り
  • 総合利回り(配当+優待利回り)
  • PER/PBR/ミックス係数

各種指標-リベレステ

  • 業績変動があるため指標は流動的で割安感は余りないですね
  • 配当性向は50%。好財務なのでもう少し伸ばす事は出来るレベルです
  • 配当利回りはちょうど5%。資産株には良い水準ですね。

 

株主優待(なし)

リベレステには株主優待はありません

5年株価チャート

5年株価チャート-リベレステ

  • 5年株価チャートではあまり安値水準では無さげです
  • 下はコロナショックで550円まで下げてますね。一瞬にして戻りました
  • 2016年に650円まで下げています。少しずつ追加しながらこの水準まで下げたら買い増し量を増やす。そんな戦略が良さそうです

 

tradingview よりチャート転載

 


3.財務分析

配当利回り5%を維持できるか財務体質を調べます。

  • 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
  • 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)

を確認していきます。

株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。
現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。

IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)

財務分析

財務分析-リベレステ

  • 少しずつジリジリと好財務に近づいています
  • 自己資本比率が年々伸びていますね
  • 現金預金は30億台であり資金繰りは問題ないでしょう

 

配当利回り5%は急激な減益が無い限り維持できるとみます

 


4.業績

配当利回り5%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。

  • 売上高
  • 営業利益
  • 経常利益

の推移を見ていきます。

  • 黒字を維持できるか

を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために

  • 営業利益率、経常利益率

を見ます。

業績

業績-リベレステ

  • かなり業績にバラつきがあります
  • 14年度が相当なBOTTOMですね。ですが黒字は維持しています
  • 15年以降は営業利益率常に8%超え。売上高の変動もありますが絶えず利益が出ており問題ないと見ます。商業施設や事業施設の成約タイミングによってばらつくのでしょうね。

配当利回り5%は長期的には問題ないでしょう。

 

5.配当金、自社株買い

株主還元姿勢をみます。

  • 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
  • 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
  • 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか

などで判断します。

配当金、自社株買い

配当金、自社株買い-リベレステ

  • 13年度に減配しています。16年度も減配していますが、代わりに6億の自社株買いを入れています。BOTTOMになったのは減配の影響かもしれませんね。
  • 減配はあれどここ10年で30円以上の配当は維持しています。
  • 600円で買えればこの水準でも配当利回り5%。ここはこの株価で仕込む事を長期的に狙いたいですね

 

配当利回り5%は業績次第です。今後も微減配は行うかもしれませんね。

 

6.魅力とリスク

リベレステの魅力とリスクを考えてみます。

魅力

  • 配当利回り5%(800円前提、40円配前提)
  • 自己資本比率65%! 有利子負債少なく現金等37億円保有
  • 営業利益率6.4%以上と高め推移で長期的に自己資本増強する堅い銘柄
  • 人口流入が2050年まで続く首都圏で分譲マンションを展開しているため需要底堅い
  • 商業施設、事業施設など用途が幅広い
  • 現金預金で借入金全てを賄える好財務体質

リスク

  • 業績バラつきが大きい。事業施設などの成約ズレが影響か?
  • 減配実績あり
  • 株価の底値はまだ下の可能性有。600円台
  • 商業、事業関係の不動産はコロナで一時需要減の可能性

 

以上です!

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