資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第121弾!(過去記事一覧はこちら)
熱収縮性ラベルで市場シェア5割のトップ企業フジシールインターナショナル(7864)です。株主優待は100株保有で最大QUOカード5000円(3年長期保有)がもらえます。配当+優待利回り4.3%です。(1914円、1株32円配、QUOカード5000円優待前提)
営業利益率は6~9%で高め安定。10年間安定黒字で長期的には増収増益で成長してきています。10年間で配当もジリジリ18円→32円まで増配!自己資本比率63%で利益剰余金厚く財務良好です。
フジシールインターナショナル(7864)の魅力は以下!
- 配当+優待利回り4.3%
- 株主優待は100株保有で最大QUOカード5000円(初年度2000円)
- 営業利益率6~9%と高利益率で10年安定黒字
- 長期的に増収増益
- 自己資本比率63%で利益剰余金厚く好財務
- 18円→32円へ10年間で着実に増配中
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
- 事業概要
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.事業概要(熱収縮性ラベルで市場シェアトップ!)
2.各種指標(配当+優待利回り4.3%)
株主優待(QUOカード5000円)、5年株価チャート
3.財務分析
4.業績
5.配当金・自社株買い
6.魅力とリスク
1.事業概要(熱収縮性ラベルで市場シェアトップ)
会社概要です。
- 株式会社 フジシールインターナショナル
- 1958年設立
- 東京証券取引所第一部上場
- 事業内容:
“シュリンクラベル、タックラベル及びソフトパウチをその装着機械とサービスまでシステムとして、グローバルに展開するパッケージングソリューションカンパニー。”
“包んで<価値>を
日々新たな心で
<創造>します”
商品の包装、パッケージが主な事業となります。最後のひ価値を加える夢のある事業ですね。綺麗にプリントされたパッケージの品物を受け取った時は心躍るものですよね。
事業概要
- フジシールインターナショナルの主力事業は商品へのパッケージですね。昨今様々な形態のものがありますので美観、訴求力といった消費者の目に付く事から環境に配慮する事も必要です。
- 主力はシュリンクラベル。ペットボトルはじめに多種多様な形状容器に使用されるラベルであるそうです。インク汚れを気にする事が無く商品の訴求力を表現するのに有効だそうです。
- その他、裏面に接着材があり表面印刷で簡単にラベリングできるタックラベルや機能性、開封/再封緘性に適したソフトパウチなどがあります。
- 各種ラベルを生産するパッケージ設備の販売・導入・評価も手掛けています。
- 合理化・省力化をコンセプトとされているそうです。
- 受託包装も請け負っているため、自社の工場が大量生産・繰り返し型か多品種少量や一品一様型で取る形態が違ってきそうですね。
製品&サービス より抜粋
決算説明
- 20.3期通期決算説明資料を掘り下げます。
- 減収営業減益。経常利益は持ち分法適用会社の影響で増益。
- 業績横ばいといったところです。新しくFSPT社を関連会社に加えたため今後の連結業績は増収傾向に変わります。
- セグメント別売上高です。
- シールの美観や訴求力、環境性を考えると…..とは思いましたが予想通り日本がダントツです。次いで先進国米州、欧州と続いていますね。新興国に入り込んでいくのはまだまだ先になりそうです。
- 営業利益動向に関しても同様の傾向がみられます。日本が主力です。
- 地域別商品別売上高です
- 主力はシュリンクラベル、次いでタックラベルやソフトパウチが続きます。
- シュリンクラベルはどの国にもほぼ共通して受け入れられるドル箱商品ですね。
- 簡易B/Sです。
- 有形固定資産の伸びは設備投資、投資有価証券はFSPTの子会社化の影響とあります。流動資産で総負債の8,9割ほどを賄っているので財務基盤は堅いかと思います。
- 来期はFSPT社を傘下に入れた関係で増収。
- コロナ影響が半年は続くとみて減益を予想。
- コロナが半年で終わるかが…注視するところですね。ただ、コロナ影響思ったほど同社は受けていないのでは?と思います。(利益半減、赤字といった予想が無いため)
2020年決算説明資料より抜粋
2.各種指標
(配当+優待利回り4.3%)
株主優待(QUOカード最大5000円)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- シュリンクラベルのような事業は別方式に取って代わることがなければ無くらないインフラに近い事業と思います。
- そう考えると業績は安定しており長期的には伸びていく、財務も強化されていくのならば今の指標は割安に見えますね。
- 総合利回りも4.3%ですが配当性向が低いのでまだ長期的には増配余地があります。今の水準ならば将来5%の利回りも十分狙えそうです。
株主優待(QUOカード5000円)
フジシールインターナショナルの株主優待は100株保有でQUOカード最大5000円がもらえます。
株主優待をもらうには
- 3月末日
に100株以上保有している必要があります。
1年未満:100株保有で2000円。1000株保有で5000円
1年以上:100株保有で3000円。1000株保有で8000円
3年以上:100株保有で5000円。1000株保有で15000円
になります。石の上にも三年の精神で長期保有する事が肝要ですね。
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- 綺麗な富士山のようなチャートを描いていますね。
- 今の株価水準は5年前の安値水準です。18~19年は4000円を越えていたのですね。半額以下なので今の水準は悪くない良い位置です。コロナ影響の減益幅も大したことが無い(配当が維持できて黒字。優待も維持できるでしょう。)ならばますます良い水準に見えてきました。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
3.財務分析
配当+優待利回り4.3%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。
現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 業務拡大やM&Aで資金を使う時があるのか、現金等は100~70億で推移していますね。
- 自己資本と利益剰余金は順調に積み上がっているので財務基盤は強化されていっているでしょう。
- 安定して黒字である事も安心材料です。
配当+優待利回り4.3%は維持、向上していくと見ます。
4.業績
配当+優待利回り4.3%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- 営業利益率7~9%で高収益体質の状態で長期的に伸びていますね。
- 良い形です。今は踊り場でしょうが、長期的には更に伸びるかもしれません。
配当+優待利回り4.3%は長期的には問題ないでしょう。
5.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 少しずつ増配してきていますね。配当性向は30%以下なので余裕ですね。
- EPSも大きく下がる事なく安定していますね。
- 20年に大型の自社株買い35億をドカ!!っと入れています。会社は今の株価に満足していない証拠ですね。今のままでいれば将来もドかっとやってくれそうです。
配当+優待利回り4.3%は余裕で維持・向上できると考えます。
6.魅力とリスク
フジシールインターナショナルの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り4.3%
- 株主優待は100株保有で最大QUOカード5000円(初年度2000円)
- 営業利益率6~9%と高利益率で10年安定黒字
- 長期的に増収増益
- 自己資本比率63%で利益剰余金厚く好財務
- 18円→32円へ10年間で着実に増配中
- 熱収縮性ラベルで業界トップシェア!
- 業績が安定しており、大きく減益になる事が無いので堅い事業
リスク
- 国内はきめ細かな要望や対応があると思うが需要は国内や先進国中心で伸びは限定的かもしれない
- 為替や天候影響を受ける
以上です!
他の資産株分析も宜しければ閲覧ください。
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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- 100株投資も出来るので、株主優待銘柄の購入にも向いています
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