【株主優待】三菱UFJニコスギフトカード フジ・コーポレーション(7605) 配当+優待利回り5.1% 【資産株お勧め75.】


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資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!

お勧め資産株紹介シリーズ第75弾!(過去記事一覧はこちら)

東北は宮城県地盤のタイヤ&ホイール館フジを直営店で展開するフジ・コーポレーション(7605)です。株主優待は100株保有で5000円相当の三菱UFJニコスギフトカードがもらえます。(1年長期保有前提)配当+優待利回り5.1%です。(1768円)

タイヤに特化しているためか総合カー用品店のイエローハットやオートバックスセブンに比べて営業利益率が高いです。(6~7%)利益剰余金が豊富で自己資本比率60%台と高めになっています。手元の現金は少なめ。三菱UFJニコスギフトカードの株主優待は珍しいので欲しいところで、監視しています。

7605フジ・コーポレーションの魅力は以下。

  • 配当+優待利回り5.1%
  • 株主優待は100株で5000円相当の三菱UFJニコスギフトカード
  • タイヤとホイールに特化し、直営店の手堅い事業運営
  • 営業利益率6~7%、自己資本比率60%超えで利益剰余金豊富

 

資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。

  1. 事業概要
  2. 配当+優待利回り,割安指標,チャート
  3. 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
  4. 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
  5. 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
  6. その他(銘柄独自の魅力/リスク等)

分析は以下の

  • 10年間で資産価値を2.5倍にした!

資産株ノウハウに従っています。

【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】

 

 

 


1.事業概要(東北、関東でタイヤ&ホール館運営)

事業概要-フジ・コーポレーション
会社概要です。

  • 会社名:株式会社フジ・コーポレーション
  • 1971年設立
  • 東京証券取引所一部上場
  • 事業内容:自動車用タイヤ・ホイール・用品の販売、開発、輸出入

 

会社概要,ビジョンより抜粋

購入時に装着する必然性から通信販売が不可能と思われていたタイヤの通信販売事業を展開した事が画期的で業績を伸ばしてきたそうです。

事業概要

事業概要1-フジ・コーポレーション

  • FACEと呼ばれる独自の社内データの共有・通信・解析・管理をする基幹システムを持たれています。購買データや在庫管理、売れ筋商品や顧客動向など蓄積されているのでしょう。
  • 同業のイエローハット、オートバックスセブンも類似システムは何かしら持っているため真新しさは感じません。
  • 僕は部品メーカーに勤めていますが基幹システムは普通にあります

 

自動倉庫とタイヤホイール自動組み込み

事業概要2-フジ・コーポレーション

  • 自社にも自動倉庫がありますが投資だけかかって、使いこなせているイメージがあまりありません。
  • 物流倉庫で平置き、自動倉庫、タイヤホイール自動組み込み機を備えているそうです
  • ホイールの取付・取り外しは手動でやると至難の業なので、それが自動化できているのは画期的ですね!
  • 上手く自動倉庫を使いこなせているとしたら、タイヤとホイールに製品特化しているからだと思います。
  • 何故なら、形状・形・材質・用途が同じなので品質管理方法や保管方法、作業方法が全て統一出来るからです。これは想像以上に管理コスト低減で楽でしょうね。
  • FACEの基幹システムとも勿論リンクされています

 

法人販売・通信販売・店舗販売

事業概要3-フジ・コーポレーション

  • 基幹システムと自動倉庫を駆使して品質・価格に有利な商品をガソリンスタンドやカーディーラーに大量販売しているようです。これを見ると、タイヤ自体はスタンドやディーラーで買うのではなく同社の店舗で買うのが良いでしょうね。スタンドやディーラーは儲けをここに載せますから。
  • 通信販売はWebが主流になりました
  • 店舗販売は関東、東北を中心にロードサイド店を展開されています。価格嗜好か機能嗜好かの二極化現象が起きているそうです。

 

基幹システム、その他企業情報から抜粋

 

単一セグメントであるためセグメント別情報は割愛します。

 

2.各種指標
(
配当+優待利回り5.1%)
株主優待(三菱UFJニコスギフトカード5000円)5年株価チャート

配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。

各種指標

以下の指標を表にまとめています。

  • 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
  • 1株配当、優待金
  • 配当利回り
  • 優待利回り
  • 総合利回り(配当+優待利回り)
  • PER/PBR/ミックス係数

各種指標-フジ・コーポレーション

  • 収益バリューのPER指標がかなり割安ですね。カー用品店最大手のオートバックスセブンは17倍程度なのでその半分です。業績は安定している上に利益率もこちらの方が高いのでバリュー株狙いでありですね。
  • 配当性向20%台と無理していません。35~40円配当予想になっていますが40円配当の維持は続けられそうです
  • 株主優待の三菱UFJニコスギフトカードが魅力的です
  • 優待と配当の利回りバランスも良いですね。将来増配して50円配まで持って行って欲しいところです。

 

株主優待(三菱UFJニコスギフトカード5000円)

フジ・コーポレーションの株主優待は金券として利用価値の高い三菱UFJニコスギフトカードです。100株保有で5000円からもらえます。優待権利を獲得するには

  • 4月末日
  • 1年以上継続保有

この状態で4月末日に保有している必要があります。

保有株数と株主優待金額は以下

  • 100株保有で1000円×5枚=5000円相当
  • 1000株保有で1000円×10枚=10000円相当
  • 5000株保有で1000円×20枚=20000円相当

バリュー株投資で複数単元持たれる方は1000株、5000株単位で持つと良いでしょうね。

IR情報より抜粋

5年株価チャート

5年株価チャート-フジ・コーポレーション

  • 高値は18年に付けた2900円ぐらいでしょうか。
  • コロナショックで16年の安値を一瞬突き抜けて1500円程度まで下がりました
  • 程よいレンジを形成していますね。レンジの下で買ってレンジの半ば以上で売る回転銘柄戦略がやりやすい銘柄です。
  • 今の株価1775円は長期で見れば買いだと思います。

100株保有は余裕でしょう。

 

tradingview よりチャート転載

 


3.財務分析

配当+優待利回り5.1%を維持できるか財務体質を調べます。

  • 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
  • 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)

を確認していきます。

株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。
現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。

IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)

財務分析

財務分析-フジ・コーポレーション

  • 利益剰余金と自己資本を順調に伸ばしてきていますね
  • タイヤというのは消耗品で車を使う人には必需品であるため自動車の国内稼働台数が大きく減らない限り安定した収益源になるようです。長期的には減少していくでしょうが、その波は緩やかなのでしょうね。
  • 現金等が少ないのが気になりました。ですが、タイヤとホイールに特化しているので需要が読みやすいのでしょう。安定して売れるならば手元に現金を残すよりはお金に働いてもらおうという戦略なのかもしれません。

配当+優待利回り5.1%の維持は問題ないと見ます。5年、10年単位では堅い銘柄でしょうね。

 


4.業績

配当+優待利回り5.1%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。

  • 売上高
  • 営業利益
  • 経常利益

の推移を見ていきます。

  • 黒字を維持できるか

を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために

  • 営業利益率、経常利益率

を見ます。

業績

業績-フジ・コーポレーション

  • なんと!16年の1期だけ横ばいで微減益なら、それ以外は全て増収増益になっています!10年間で1期除いて増収増益は相当に優秀な企業だと言えます。
  • タイヤとホイールに特化した戦略が効いているのでしょう。10年チャートを見ると右肩上がりで安定しています
  • 素晴らしいのは営業利益率。普通増収を続けているうちに販管費などが肥大するので利益率は悪化していきます。営業利益率10%に到達しています
  • おそらくタイヤとホイールに特化しているので投資利益率が高く、特化した事業だけの経費削減に集中できるので投資効率と日々の経費削減が相乗効果で効いているのかもしれません。

配当+優待利回り5.1%は維持できるとみます。増収増益を続けていく限り、増配の期待も出てきます。

 

5.配当金、自社株買い

株主還元姿勢をみます。

  • 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
  • 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
  • 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか

などで判断します。

配当金・自社株買い

配当金、自社株買い-フジ・コーポレーション

  • 好業績を背景に10年間で配当金は4倍に増やしています。(10円→40円)
  • 配当性向は20%以下で無理ないですが、手元のキャッシュが薄目なのでこれぐらいで良いのかと思います
  • 配当性向が上がり始めるのは、市場が飽和し成長が鈍化して金の成る木経営に入ったときでしょう。そう考えると………まだまだ増配余地がありそうですね

配当+優待利回り5.1%は長期的に余裕と見ます。むしろ、更なる増配余地もありますね。

 

6.魅力とリスク

フジ・コーポレーションの魅力とリスクを考えてみます。

魅力

  • 配当+優待利回り5.1%
  • 株主優待は100株で5000円相当の三菱UFJニコスギフトカード
  • タイヤとホイールに特化し、直営店の手堅い事業運営
  • 10年間のうち9年増収増益を達成!営業利益率5%→10%へ飛躍!
  • 10年間で10円→40円へ4倍増配!
  • 配当性向20%で成長止まるまでは増配期待有!

リスク

  • 長期的には国内のタイヤ・ホイール需要は減少傾向。海外展開戦略をどのようにしていくか
  • 手元キャッシュが薄いのでタイヤ・ホイール販売が急激に止まるような事態(全国の首都圏で大地震発生し、道路が数カ月単位で寸断)になると資金繰りに窮する可能性有

1400円台を再び狙いたいところですが、業種的にコロナショックの影響は軽微でしょう。ここでINするのは間違ってないため、100株買おうと思います。

以上です!

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