2020年 夏号 会社四季報 バリュー株、大型株、資産株　銘柄分析 4000番台

2020年夏号のざっくり分析の4000番台です。
情報・通信業など好財務高利益率の銘柄が多い印象の4000番台です。投資情報を提供するモーニングスターや金融情報システムを提供しているエックスネット、楽天や旧ヤフーなどがあります。

銘柄分析は

• バリュー株・グロース株
• 大型株
• 資産株

で挙げていきます。

以下の観点を重視しています。

 

【投資15.】バリュー株投資 ノウハウ ①Mustで絶対に外せない点　「業績向上 or 横ばい」 「指標 割安 」「上場来安値 年初来安値」

【投資5.】2019 会社四季報秋号 分析まとめ ②大型株のおすすめ銘柄

【10年間で資産価値2.5倍！】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当　【投資19.】

 

バリュー株、グロース株

4224ロンシール工業

• 塩化ビニル製の防水・壁・長尺材強い。
• 公共施設向け中心、鉄道車両の床材シェア80%！
• 営業利益率5～9%で安定黒字。
• 自己資本比率69%。現金同等物が自己資本の40%以上で
• キャッシュリッチ。PBR0.5倍(1834円)、PER7倍程度。チャートは3年来安値1524底値に反発。
• 四季報予想は増益予想で良し。買い。

 

4318クイック

• 看護師・建設専門職の人材派遣に特化した会社。
• 期はコロナ影響で減益。
• といっても営業利益率10%超えで長期的に見れば成長性高い。
• 自己資本の7割が現金同等物でキャッシュリッチ。
• 18年2193円から半値近くに下落している。
• ここは将来性あります。

 

4388エーアイ

• 音声合成エンジンの開発・販売
• 営業利益率30%で高成長のグロース株。
• PER50倍以上で高いが高成長続くならPER100倍も狙えるかもしれない。
• 買っても単元までか..。高PERのグロース株は急落が怖いので苦手..

 

4464ソフト99コーポレーション

• カーワックス用品大手。ソフト99ブランド名。
• 営業利益率10%前後で安定しており成長性はないが超好財務。
• 自己資本比率87%で有利子負債ほぼゼロ。
• 現金同等物177億

 

4635東京インキ

• インキ、樹脂着色剤等の化学成品。
• 営業利益率低めだが利益剰余金厚い。自己資本比率53%。
• PBR0.23倍。PER7倍程度。配当+優待利回り4.5%(2002円前提)
• 長期保有で値上がりまで待つのは有。

 

4659エイジス

• 棚卸代行で国内ダントツ。
• 営業利益率常に10%超えで安定黒字。
• 自己資本比率78%。利益剰余金豊富。有利子負債ほぼゼロ。優待はお米券3kg(100株)
• 長期的には伸びていく株なので2400円以下で仕込むのは有。

 

4750ダイサン

• 建築工事の足場設計・施工業者。くさび式で首位。コロナで建築数減少で減益。
• 昨年は消費増税で減益。だが19年までは営業利益率７～9%で安定黒字。
• 自己資本比率66%で現金同等物豊富なので、長期では安定してキャッシュを貯められる構造とみる。
• 配当利回り4%以上、PBR0.6倍。長期保有は堅い。

4976東洋ドライルーブ

• 固体被膜潤滑剤で先駆け。
• ドライルーブ事業100%で自動車向け多いため続落予想。
• だが、自己資本比率80%超えで現金同等物豊富。平常時は営業利益率5%超えで安定。
• 資産バリュー株として材料あるまで保有するのは有。(3回連続で四季報で監視中の銘柄)

大型株

4005住友化学

• 総合化学大手。医薬品、農薬、石油化学、電子材料など多角事業展開。
• 21年度は大幅減益だが黒字。通常は営業利益率5%以上の高利益率状態。
• 株価336円は10年来安値を狙う水準。
• 30年来安値は200円程度。長期的には株価はレンジ形成をしており450円以上を長期では十分狙えるのでは？(22年度の業績は復活予想。)
• 打診買いは大いに有。

 

4188三菱ケミカルホールディングス

• 総合化学首位。
• 樹脂原料、化学品、医薬品など多角事業がどれも減速で減益基調。
• 減配だが22.3期は回復見込。
• 3年来安値水準(550円)に達したのでコツコツ買いが有効か？
• ネオモバで毎月定期買付中。

 

4208宇部興産

• 減益基調だが増配してきており配当利回りが高い(1843円で4.88%)
• セメント、化学、医薬品手掛ける。ナイロン原料世界大手。
• 現金同等物が少ないが自己資本比率は47%で大手では普通。
• 5年来安値をコロナで更新。1650円以下で仕込みたい。

4218ニチバン

• セロテープで有名大手。
• 鎮痛消炎剤主力。営業利益率は5～10%。コロナ直撃で大幅減益基調で減配。
• 高値2674円から一時1191円まで下落。1250円以下で打診買いしたい。
• (現在1500円) 現金同等物は自己資本の1/4以上ありまずまずのキャッシュリッチ(112億)

4228積水化成品工業

• 積水化学が筆頭株主の関連会社。
• 樹脂材・成形品を自動車中心に海外展開。
• 来期予想は減益だが減益幅は低い。30円配当継続予想で配当利回り5%以上。
• コツコツ買い継続は有効。5年来安値444円を付けた後574円まで上昇。

4282EPSホールディングス

• 新薬開発の治験CRO等展開。
• 営業利益率正常時は10%前後で高利益率。
• 21年度の回復を見て仕込むのは有。
• 18年の2826円から1050円まで下落。

4324電通グループ

• 広告代理店国内首位。
• コロナ直撃で減益予想だが21.12は復活予想。
• 17年6550円から一時1806円まで下落。流石に下げ過ぎだろう。
• 長期では5000円回復を目標に3年ほど保有して待つ戦法は有。

4365松本油脂製薬

• 界面活性剤総合メーカー。海外向け多い。
• 長期的に高利益率で推移している。(営業利益率15%程度)
• 超好財務企業。自己資本比率84.8％で有利子負債ゼロ。現金同等物が自己資本の65%程度。
• PBR0.6倍は買い。(10000円前後。)どこかでどでかい株主還元の増配がある可能性を考える。

4628エスケー化研

• 建築仕上げ塗材で国内最大手。
• 成長は無いが営業利益率10%超えで安定黒字。
• 自己資本比率83%でキャッシュリッチ。流動資産は流動負債の4倍以上。
• 配当性向20%以下で増配余地あり。予想PERが過去3年来安値水準(38000円)
• 10年ぐらい前からずっと業績安定していて好財務で良いなと思い続けている銘柄
• ネオモバで買える！ので買おう。

4634東洋インキSCホールディングス

• 印刷インキ国内首位。
• 営業利益率5%以上。
• コロナで5年来安値更新後(1580)、2000代まで回復。

4666パーク24

• 24時間無人時間貸し出し駐車場タイムズを運営。
• 国内シェアトップで長期的には成長&増配。
• コロナで下がっている今は買い！配当利回り3.5%以上(1960円)

4676フジ・メディア・ホールディングス

• メディア・コンテンツを主で手掛けるフジサンケイグループ。
• ホテル不動産経営がコロナ直撃で減益予想。20～30年来安値付近(908円)
• 1000円前後なら長期を考えて買いか。
• 減配単年度はあるかもしえれないが、配当利回り4%以上。

4732ユー・エス・エス

• 中古車オークション会場運営でダントツ。
• 営業利益率40%超えで安定。自己資本比率83%で剰余金分厚い
• 長期的に増配中。株主優待は100株でQUOカード、1000株だとカタログギフトで同じ優待利回り。
• 総合利回り3.5%以上(1754円)。ネオモバでコツコツ買って単元狙うのは有。永続的に買い続けたい銘柄。

4765モーニングスター

• 投資信託等のデータ販売やセミナー等の事業と投資信託販売のアセット事業が2大柱の
• 長期的に高成長高収益増配銘柄。
• 配当利回り3.5%以上(400円前半)なのでネオモバでコツコツ買うのは有。好財務。

4792山田コンサルティンググループ

• 経営コンサル大手。
• 長期的に増収増益基調。
• 営業利益率がおおよそ20%前後で高収益。自己資本比率79%で好財務。長期的に増配中。
• 配当利回り3.4%だが、コツコツ買いに有効。

4902コニカミノルタ

• 複合機中堅で事業は微妙。
• 30年来安値。配当25円維持なら利回り5%以上。
• 中期的に業績は一時回復すると考えらえる。
• その時に株価500～600円回復するところを見越して仕込むのは有(400円以下)
• 一度、買い向かって失敗(損切り)している。

 

資産株

4082第一き元素化学工業

• 自動車排ガス浄化触媒の首位メーカー。
• 自動車市場続落に伴い急落。20円配維持とQUOカード2000円維持なら配当+優待利回り5%以上。
• 22.3期の復帰を見て買うのは有。5年来安値は600円を割ったところ。752円の位置は悪くない。

4246ダイキョーニシカワ

• マツダ系7割、ダイハツ系が主の自動車の樹脂部品メーカー。
• バックドアやインパネを手掛ける。世界シェアトップの商品も。
• 本社や工場立ち上げの償却費負担が重いところにコロナショックが直撃し、収支トントンまで減益。
• 22.3期は一定復活予定。ここを見て仕込むのは有。株価は18年の2066円から499円まで下落し、下がり切っているとみる。家族含め3口座分仕込み中。

4275カーリットホールディングス

• 発炎筒や塩素酸ソーダ高シェアの化学メーカー。
• 成長はない。営業利益率3%と低めだが黒字安定。
• 500円で仕込むのは有。(3年来安値水準)。
• 12円配と長期優待の金券1500円で総合利回り5%以上。自己資本比率53%で利益剰余金厚い。

4326インテージホールディングス

• 消費、販売両方のパネルを持つ調査会社で国内首位。
• 20年以上増収を続けているが21.6にとうとうコロナでストップ。
• といっても営業利益率6%以上で堅い。
• 自己資本の3割が現金のキャッシュリッチ企業。長期保有OK。

4343イオンファンタジー

• イオン系のSC内遊戯施設運営。
• 営業利益率5%前後で安定黒字。
• コロナ直撃で収支トントン予想だが22年2月期は復帰予定。
• 復配予定。5年来安値水準で仕込むのは堅い。

4705クリップコーポレーション

• 学習塾とサッカー教室を運営。
• 配当利回り高く営業利益率高いが第一四半期でコロナ影響見極め必要。
• 四季報予想通り推移するなら800円以下は買い。(配当利回り5%以上。)

 

今回は以上です。

投資家とランナーに幸あれ！

2020年夏号も会社四季報はお宝銘柄がいっぱいです。ぜひ、この機会にお宝銘柄を探してみては如何でしょうか？

 

 

会社四季報 2020年 3集 夏号【電子書籍】 価格：2300円 (2020/7/11時点) 楽天で購入

 

2020年 会社四季報　春号の他分析記事は以下！

 

 

にほんブログ村